粋なお祭り衣装の着こなし上級テクニック

粋 祭り衣装 着こなし 上級 テクニック

 

初心者さん
粋に祭り衣装を着こなすポイントについて教えてください。
塾長
日本全国のお神輿を担いでまわっている粋なお祭り男「鳥居さん」に粋な祭り衣装の着こなし術を解説してもらいます。

 

粋なお祭り男の「鳥居さん」による粋にお祭り衣装を着こなすための上級テクニックのご紹介です。

鳥居さん 粋な祭り男 着こなし 祭り用品

このページで紹介している祭り衣装や祭り小物は祭り用品専門店の祭すみたやで販売しています。ネット通販もありますので、日本全国にお祭り用品を配送可能です。商品ページへのリンクもありますので、ぜひご利用くださいね。

動画で鳥居さん本人が解説

粋なお祭り男「鳥居さん」ご本人が動画で粋なお祭り衣装の着こなし方や祭り小物の使い方を紹介してくれています。

 

半纏を着ている状態での着こなしテクニック

法被や半纏を着ている状態での粋な着こなしテクニックを解説します。ちなみに、鳥居さんの全身コーディネートはこんな感じです。

粋 祭り衣装 着こなし 上級 テクニック

前から見たところ

粋 祭り衣装 着こなし 上級 テクニック

後ろから見たところ

 

ポイント1 手ぬぐいはちまき

鳥居さんのお祭り衣装のコーディネートで一番特徴的なのがピーンっと立った【はちまき】ですよね。町内や神輿会から配られた手ぬぐいを使って、他人とは違った結び方で鉢巻きを作っています。

粋 祭り衣装 着こなし 上級 テクニック

上の写真のはちまきの結び方は【けんか結び】と言います。個性を出しやすいのがこのはちまきの結び方です。

粋な鉢巻テクニック『喧嘩結びはちまき』の巻き方

2018.03.20

 

ポイント2 手ぬぐいで半エリ

法被や半纏の首まわりは手ぬぐいを使った【半襟(はんえり)】を付けています。

粋 祭り 半襟

こうすることで、法被の襟(えり)が汗や垢(あか)で汚れるのを防ぎます。また、内半纏を着ているっぽくなるので見た目もかっこよくなります。

手ぬぐいを法被の半襟にする方法(お祭り上級者テクニック)

2018.03.28

 

ポイント3 帯

その昔、鳶(とび)の頭(かしら)が好んでやっていた、【けんか結び】というやり方で帯を結んでいます。

粋 帯 結び方 喧嘩結び

簡単にほどけるので、火消しの衆がよくやっていた帯の結び方です。火事が起こるやいなや、さっと帯をほどいて仕事用の半纏を脱ぎ捨て、火消し半纏に身をつつむ。江戸時代の人達の文化も理解することで粋を演出しています。

お祭り帯『喧嘩結び』の締め方

2018.03.08

本来は幅の細い「平ぐけ帯」という帯を使うのですが、粋なお祭り男鳥居さんは幅の広い女性用の博多帯を三等分に折って平ぐけ帯代わりにしています。他人が使っていないような帯を使うっていうのも粋に衣装を着こなすポイントです。

博多帯 平ぐけ帯 粋 祭り

 

ポイント4 扇子

粋にお祭り衣装を着こなすなら小物にもこだわりが必要です。特にお祭り衣装をはじめとした和装スタイルに【扇子】は必須アイテムです!!帯にサッと扇子を挿しておくのが基本です。男性が羽織・袴を着るときは、必ず扇(おうぎ)を帯に挿しますよね!法被は着物が由来ですので、帯に扇子を挿すとかっこいいです。

粋 祭り衣装 扇子

扇子を使うときも、粋に見せるポイントがあります!!扇子を使うときは全部広げてしまわないように注意してください。ちょっとだけ開いて扇子を仰ぐのが粋なポイントです。扇子をすべて広げてしまうのは野暮ってなもんですよ。

粋 祭り衣装 扇子 粋 祭り衣装 扇子

 

ポイント5 煙草入れ

これを身に付けているだけで自然と粋な人に見えてしまう。そんなアイテムが【煙草入れ】です。煙草を吸わない人でも飾りとして煙草入れを付けておくと粋でカッコいいですよ。

煙草入れ 祭り 粋

鳥居さんの場合は骨董屋さんで購入したという「キセル入れ」に取り付けて使っています。

煙草入れ 祭り 粋

既製品の煙草入れをそのまま使うのではなく、自分風にリメイクするところが小粋でお洒落ですよね。

腰下げ煙草入れの使い方と取り付け方法

2018.03.28

 

半纏を着ていない状態での着こなしテクニック

それでは続いて、法被を脱いだ姿を見ていきましょう。

粋 着こなし 祭り衣装

前から見たところ

粋 着こなし 祭り衣装

後ろから見たところ

 

ポイント6 腹掛&股引

腹掛と股引を粋に着こなすポイントは【正しいサイズ】を選ぶことです。サイズが合っていないとかなりダサいです。全てが台無しになるので、身体に合ったサイズを選びましょう。腹掛は首がしっかり詰まっているサイズを選びましょう。

腹掛け 粋 着こなし

首元がダラダラあいていると本当にダサいので気をつけてください。首がちょっと絞まるくらいのサイズがちょうどいいです。

腹掛(はらがけ)の正しい着方

2018.03.27

 

股引のサイズ選びのポイントは【ピチピチ】&【裾(すそ)の長さはくるぶしより上】です。

股引き 粋 着こなし

太ももとふくらはぎ部分は脱ぐのが大変なくらいピチピチなのが粋です。裾(すそ)の長さは、ちょっと短いかなぁっていうくらいがちょうどいいです。くるぶしが見えるくらいの長さを選びましょう。洋服のズボンよりも短いので心配になる人も多いのですが、短いほうが粋でかっこいいです。

股引(ももひき)の正しい履き方

2018.02.20

 

ポイント7 鯉口シャツ

粋なお祭り男「鳥居さん」は鯉口シャツは【白色】を選ぶそうです。

粋 鯉口シャツ 着こなし

柄物はだんだん飽きてきますし、毎年同じものを着ていると「またコイツ同じ鯉口シャツ着てやがる」と周りの人に思われてしまいます。これほど格好が悪いことはない(汗

白色なら飽きもこないですし、誰からも突っ込まれないなので安心です。

 

ポイント8 雪駄&岡足袋

粋は足元から!!鳥居さんは【坪下がり雪駄】を愛用しています。「つぼさがりせった」って読みます。

坪下がり雪駄 粋 祭り衣装

坪下がり雪駄は鼻緒の付け根が普通の雪駄よりもかかと寄りにある雪駄のことです。坪下がり雪駄は足の指を奥まで入れるのではなく、鼻緒にちょっと引っ掛けるくらいで履くのが粋です。すぐ脱げる状態になっているのが粋で格好いいです。

 

坪下がり雪駄を履いていると、かかと部分が通常よりも多く出てしまいます。なので、普通の雪駄用の岡足袋だとかかとにすぐ穴が開いてしまいます。そこで鳥居さんは、あえて【草鞋掛け足袋】を履いています。本来は草鞋(わらじ)を履くときに使用する専用足袋です。

草鞋掛け足袋 岡足袋 粋 着こなし 祭り

草鞋掛け足袋はかかと部分が補強されているので坪下がり雪駄にぴったりの足袋です。

 

ポイント9 お祭りポーチ

身の回りのモノは【お祭りポーチ】に入れましょう。

祭り 着こなし ポーチ ポシェット

鳥居さんは既製品のヒモをチェーンに交換しています。既製品をそのまま使うのではなくヒモを付け替えて、他人と差をつけるのが粋を演出するポイントです。

祭り 着こなし ポーチ ポシェット

貴重品やスマホはお祭りポーチに入れておくと、すぐに取り出せて便利です。よく腹掛のポケットの中に入れてしまう人もいますが、帯を締めたときに、取り出しにくくなってしまいます。またお腹がポッコリなってしまうので、粋を目指す人は腹掛のポケットにモノは入れません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?粋にお祭り衣装を着こなすポイントが分かりましたでしょうか?

お祭り衣装は、江戸時代の「火消し」の人たちが着ていた服がルーツです。火事と喧嘩は江戸の花という言葉があるように、江戸時代の火消しの衆は火事が起こるとサッと仕事着を脱ぎ捨て、火消し半纏に着替えました。また喧嘩が起これば、さっと着ているものを脱ぎ捨て、相手につっかかっていきました。

すぐに火事場に行ける!すぐに喧嘩ができる!江戸時代の人達がどんなことを考えていたのかを想像してお祭り衣装を着ると、粋な着こなしができるのではないでしょうか。

ぜひ鳥居さんの着こなし術をご参考にしてみてくださいね。

 

粋 祭り衣装 着こなし 上級 テクニック

ABOUTこの記事をかいた人

おしんちゃん

祭り用品専門店『祭すみたや』の3代目社長おしんちゃんです。お祭り用品を製造・販売するかたらわ、Youtubeにお祭り衣装の着方や選び方の動画をアップしています。自らも年中お祭りに参加する根っからの祭り好きです。地元のラジオ局でパーソナリティもやっています。