お祭りの定番アイテムの手ぬぐいは、鉢巻きにしたり、汗を拭いたりといろいろな使い道があります。
お祭りに参加している人たちを見ていると、みんな同じデザインのおそろいの手ぬぐいを持っていることに気づくと思います。お祭りで使われる手ぬぐいは町会や神輿会などの団体ごとにオリジナルのデザインで作られています。町名や神輿会などの大紋と呼ばれるマークが手ぬぐいに入っています。
とっても素敵なデザインの手ぬぐいが多いので、これらの手ぬぐいが欲しいなって思っている人も多いと思います。
そこでこの記事では、お祭りで使われている手ぬぐいを入手する方法について解説します。
町会や神輿会の手ぬぐいは非売品
お祭りに参加している人たちが持っているおそろいのデザインの手ぬぐいですが、実は非売品なんです!なので、お祭り用品店やお土産屋さんに行っても売っていません。
お祭りの手ぬぐいは町会や神輿会などの団体が配布しているので、お店では入手することができません。
お祭り用品店やお土産屋さんで売っている手ぬぐいは一般的な柄や絵が入った市販品の手ぬぐいのみです。
よく売られているのは日本の伝統的な柄である江戸小紋の手ぬぐいなどです。町会や神輿会などの団体の名前やマークが入った手ぬぐいはお店では買えませんのでご注意ください。
【入手方法1】お祭りに参加する
それでは、どうやったら非売品である町会や神輿会などの団体の手ぬぐいを入手できるのか解説します。
もっとも一般的な手ぬぐいの入手方法は、お祭りに参加することです。
お祭りの手ぬぐいは町会や神輿会などの団体が参加者に配っていることが多いです。無償で配っている団体もありますし、参加費や町内会費を支払った人に配っている団体もあります。手ぬぐいはお祭りの正規の参加者であるという証となるアイテムなので、欲しい手ぬぐいがある場合は、そのお祭りに参加させてもらうのが一番正しい方法です。
お祭りによっては参加者には手ぬぐいを配っていない場合もありますので、詳細についてはお祭りの主催者に確認してください。
お祭りの参加方法については別の記事で詳しく解説しています。どうやってお祭りに参加したらいいのか分からない場合は、ぜひ関連記事をご覧ください。
【入手方法2】寄付をする
お祭りに参加しなくても、手ぬぐいが入手できる方法があります。それが、欲しい手ぬぐいを配っている町会や神輿会などの団体に寄付をするという方法です。お祭りではお酒やお金を寄付します。
お祭りで寄付をすると手ぬぐいをお礼にいただける場合が多いです。
寄付をするタイミングですが、お祭り開催日前になると公民会や会所などで定期的にお祭りの役員さんたちが準備をしているので、そこにお酒やお金を持っていくのが一般的です。また、お祭り本番当日に公民館や会所などで寄付を受け付けている場合もあります。
お祭りによっては寄付を受け付けていない場合もありますので、詳細についてはお祭りの主催者に確認するようにしてください。
【入手方法3】フリマアプリで購入する
正規の入手方法ではありませんが、メルカリなどのフリマアプリを見ると、町会や神輿会などの団体の手ぬぐいが出品されていることがあります。
お祭り開催地の遠方に住んでいてお祭りに行くことができない場合やお祭りがすでに終了している場合は、フリマアプリで検索してみるという方法もあります。
ただし、この方法は町会や神輿会などの団体としては良しとしていない場合もあります。あくまで自己責任で購入してください。思わぬトラブルに発展する場合もありますので、フリマアプリで購入した町会や神輿会などのオリジナルデザインの手ぬぐいを身につけてお祭りに参加することは、あまりおすすめできません。個人的な収集として楽しむ程度にしましょう。
ご注意事項
この記事で紹介した手ぬぐいの入手方法は、あくまで一般的なやり方になります。
お祭りによってルールは様々ですので、実際の入手方法については、欲しいデザインの手ぬぐいを配っているお祭りの役員さんや主催者に必ず確認するようにしてください。
また、お祭りが開催されている地域の住民でもない人が、公民館や会所の中に無断で入っていくこともマナー違反です。その地域に住んでいるお友達や知り合いを通すなど、節度ある行動をお願いします。あくまでお祭りは、そこに住んでいる住民のために開催されています。住民以外の人には手ぬぐいを配っていない場合もありますので、その時は潔くあきらめて、周りの人の迷惑にならないように注意しましょう。