お祭りで雪駄を履いている時に雪駄が脱げてしまわないか心配になることがよくありますよね。特に山車を曳いている時や、人混みの中で雪駄が脱げてしまうとかなり危険です。
この記事では雪駄と足を紐で結び付けることによって、雪駄を脱げにくくする方法をご紹介します。雪駄と足を固定することを雪駄止めと言います。「せったどめ」って読みます。
雪駄止めにはいろいろな方法があるのですが、最も定番のやり方である箱紐を使ったやり方を解説いたします。
イメージできない方のためにまずは完成写真をご覧下さい。雪駄と足がしっかりと箱紐で結びつけられています。これなら雪駄が脱げてしまう心配がないので安全にお祭りに参加することができます。
箱紐で雪駄止めをやる方法
【1】長さが約100cmの箱紐を2本(両足分)用意してください。
雪駄止めに最適な箱紐は祭り用品専門店の祭すみたやで販売しています。いろいろな柄の箱紐や真田紐を取り揃えていますので、お祭り衣装のカラーコーディネートに合わせて選んでくださいね。ネット通販でも購入することができますので日本全国に箱紐を配送可能です。切り売りもしていますので、必要な数量だけ購入することができます。ぜひご利用くださいね。
【2】箱紐を雪駄の鼻緒の下に置いてください。ちょうど箱紐の中心と雪駄の中心を同じ位置に合わせてください。
【3】雪駄の右側から出ている箱紐を右の鼻緒に1回巻きつけてください。
【4】雪駄の左側から出ている箱紐を左の鼻緒に1回巻きつけてください。
【5】雪駄用の岡足袋を履いてください。岡足袋を履かないと箱紐が足に食い込むのでとっても痛いですよ。岡足袋を履いたら、足の甲の上に箱紐が乗るように雪駄に足を通してください。
【6】雪駄の左右に出ている箱紐をかかとの方向にもっていき、かかとの後ろの位置で交差させてください。
【7】箱紐をこま結びしてください。もう片方の足も同じように箱紐を結んで完成です。
雪駄止めをしている時の雪駄の脱ぎ方
雪駄を脱ぐときはどうしたらいいの?と思われる方がいるかもしれませんので、雪駄止めをしている時の雪駄の脱ぎ方もご説明させていただきますね。
雪駄を脱ぐときは、わざわざその都度こま結びをほどかなくても大丈夫です。下の写真のようにかかとにひっかかっている紐を外してあげるだけで大丈夫です。
再度雪駄を履くときは、箱紐をかかとに引っかけてあげれば大丈夫です。
箱紐を購入する方法
雪駄止めに最適な箱紐は祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。いろいろな柄の箱紐や真田紐を取り揃えていますので、お祭り衣装のカラーコーディネートに合わせて選んでくださいね。切り売りもしていますので必要な数量だけ購入することができます。ぜひご利用ください。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
メール:info@sumitaya.co.jp
※ 遠州鉄道 助信駅から徒歩1分
※ 大駐車場完備
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