和楽器の打楽器の定番が手拍子です。手拍子はチャッパと読みます。この記事では、手拍子の使い方と選び方、そして組み立て方について動画と写真で解説しています。動画で音色比較もしていますので、手拍子を選ぶ時の参考にしてくださいね。
手拍子(チャッパ)とは
手拍子(チャッパ)とはお祭りのお囃子や和太鼓演奏、神楽、田楽、歌舞伎などで幅広く使用されている和楽器の一つです。シンバルのような形をしています。2枚の金属製の板を手で持って叩いて使用します。
チャッパの語源は、叩くと「チャッ」という音や「パッ」という音がすることから、チャッパと名づけられました。
チャッパは他にもいろいろな呼び方があります。
- 手拍子(ちゃっぱ)
- 手拍子(ちゃんぱ)
- 手拍子(てびょうし)
- 銅拍子(どうびょうし)
- 土拍子(どびょうし)
- 手平金(てびらがね)
- 銅鈸子(どうばつし)
- 鐃鈸 (にょうはち)
呼び方は演奏のジャンルや地方によって違いますが、楽器自体は同じものです。
チャッパには大きさがいろいろあります。たとえば、祭り用品専門店の祭すみたやで販売されているチャッパは5サイズあります。サイズによって音色が異なりますので、演奏スタイルに合わせてチャンパのサイズを選んでくださいね。
チャッパの音色比較
チャッパはサイズによって、音色、音の高さ、余韻が異なります。実際にチャッパを叩いている動画をご用意しています。サイズ別の音色の違いをご確認ください。
チャッパの組み立て方法
チャッパを購入すると3つのパーツに分かれた状態になります。チャッパの組み立て方について解説します。
- 本体
- 丸カン付き金具
- 房
【1】丸カン付き金具についている「受け金具」を取り外してください。取り外した後¥は無くさないように注意してください。6寸サイズと7寸サイズのチャッパには「受け金具」は付いていませんので、ここの過程は無視してください。
【2】丸カン付き金具の針金部分を本体の真ん中に空いている穴に入れてください。
【3】本体の裏側から【1】で取り外した「受け金具」を針金に入れてください。6寸サイズと7寸サイズのチャッパには「受け金具」は付いていませんので、ここの過程は無視してください。
【4】丸カン付き金具の針金部分を指で曲げてください。
【5】丸カン付き金具に房の紐を通してください。
【6】もう片方も同様に金具と房を取り付けて完成になります。
チャッパを購入する方法
店舗で購入
和楽器の手拍子(チャッパ)は祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。全部で5サイズありますので、ご希望のサイズをお選びください。店舗にご来店いただければ、重さや音色などを実物で確認することができます。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
メール:info@sumitaya.co.jp
※ 遠州鉄道 助信駅から徒歩1分
※ 大駐車場完備
ネット通販で購入
手拍子(チャッパ)は祭すみたやのネットショップでも購入することができます。お店まで行くことができない人でも、自宅やスマホから気軽に手拍子(チャッパ)を購入することができます。ぜひご利用くださいね。