お祭りに参加する時に着る定番のシャツと言えば、鯉口シャツです。鯉口シャツの読み方は「こいくちしゃつ」です。袖が魚の鯉の口のようにすぼまった形をしていることから鯉口シャツと呼ばれるようになりました。
祭塾によく寄せられる質問に「鯉口シャツの代わりにTシャツを着てもいいんですか?」というお問い合わせがあります。
この記事ではお祭りで鯉口シャツの代わりにTシャツを着てもいいのかについて詳しく解説しています。お祭りでTシャツを着る時の注意点についても説明しています。お祭りでTシャツを着ようと思っている人は、ぜひこの記事を読んでからTシャツを着るようにしてくだいね。
目次
Tシャツを着てもいいのか動画で解説
お祭りに参加する時にTシャツを着てもいいのかについて動画で分かりやすく解説しています。まずは動画をご覧ください。
鯉口シャツを着てる?Tシャツを着てる?
お祭りで鯉口シャツの代わりにTシャツを着てもいいのか?
この質問にお答えする前に、まず下の写真をご覧ください。
祭塾の執筆者であるおしんちゃんがお祭り衣装を着ているのですが、1番のおしんちゃんと2番のおしんちゃん、どちらのおしんちゃんが鯉口シャツを着ているでしょうか?
1番と2番どちらのおしんちゃんが鯉口シャツを着ているでしょうか?
それでは正解を発表します!!
正解は1番のおしんちゃんが鯉口シャツを着ています。
2番のおしんちゃんはTシャツを着ています。
こんな感じで、法被や腹掛けを着てしまうとシャツは何を着ているのか分からなくなってしまいます。そんなわけで、最近では鯉口シャツの代わりにTシャツを着る人が増えてきています。
特に走り回るお祭りや踊るお祭りなど、激しい動きをするお祭りに参加する人は速乾性の機能があるドライTシャツを着る人が多いです。
汗をよくかくお祭りでは鯉口シャツを着るのもいいですが、着心地が快適で熱中症の予防にもなる速乾のドライTシャツもおすすめです。
お祭りでTシャツを着る時の注意点
お祭りでTシャツを着るときの注意点を2つ解説します。
お祭りではVネックのTシャツを着る
まず1つ目の注意点ですが、丸首のTシャツではなくVネックのTシャツを着るようにしましょう。
丸首のTシャツを着てしまうと、下の写真のような感じで、腹掛の首元からTシャツがチラチラ見えてしまいます。Tシャツが見えてしまっていると、見た目が野暮ったくなってしまいます。
ですので、お祭りでTシャツを着るときは、下の写真のような感じで、腹掛の首元からTシャツが見えないVネックのTシャツをおすすめします。
法被や腹掛を着ないお祭りに注意
2つ目の注意点ですが、法被や腹掛を着ないお祭りでは、下の写真のような感じで、Tシャツが丸見えになってしまいます。ですので、お祭りでTシャツを着ていいのかどうかについては事前にお祭りの主催者の人や役員さんに確認するようにしてください。
特に指定の鯉口シャツの着用が決められているお祭りでは要注意です。町会や神輿会などの団体がオリジナルで作っているお揃いの鯉口シャツを着ていないと参加できないお祭りもありますのでご注意下さい。
おそろいのオリジナルデザインTシャツを作ろう
最近では町会や神輿会などの団体で、鯉口シャツではなくオリジナルデザインんのTシャツを作るところも増えてきました。Tシャツの背中や胸元、袖などに団体の名前やマークをプリントで入れて、オリジナルのTシャツを作っています。
お祭り以外でも人力車を引く車夫や和太鼓を演奏する人の間では、鯉口シャツよりもTシャツを着る人が増えてきているようです。
おそろいの鯉口シャツを新たに作ろうかなと考えている団体の担当者さんは、鯉口シャツの代わりにTシャツも検討してみてはいかがでしょうか。
今までプリント入りの鯉口シャツを制作していた団体ですと、鯉口シャツのデザイン型をそのまま使ってTシャツにプリントできることもあります。一からTシャツのプリント型を作るよりもリーズナブルに制作できる場合がありますよ。
お祭りで使用するオリジナルのTシャツは祭り用品専門店の祭すみたやで注文することができます。デザインは無料で制作しています。お祭り用のTシャツをオーダーメイドで作りたい人は、ぜひ祭すみたやにご相談ください。
祭すみたや 助信駅前店
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