楽しかったお祭りが終わった後、やらないといけないのがお祭り衣装のお手入れです。洗うものがたくさんあって面倒くさいのですが、来年のお祭りですぐに使えるようにキレイに保管しておきたいですよね。
この記事では股引の正しいたたみ方について動画と写真で分かりやすく解説しています。シワを付きにくくするためのテクニックについても解説します。
ちなみに、股引の読み方は「ももひき」です。地方によっては「またびき」と読むところもあります。また、股引はパッチや猿股、木股などとも呼ばれています。股引の履き方については別の動画で詳しく解説しています。履き方を知りたい人はぜひ関連記事をご覧ください。
股引のたたみ方を動画で解説
股引のたたみ方について動画で解説してみましたので、まずは動画をご覧ください。百聞は一見にしかずですよ。
股引をたたむ手順
普段履いている洋服のズボンと違って、股引はお尻部分の生地が分かれているので、どうやってたたんだらいいのか分からない人も多いと思います。股引の正しいたたみ方について順を追って解説していきます。股引をたたむ時の参考にしてくださいね。
股引きをたたむ前に、まず股引を洗濯してください。洗濯のやり方については別の記事で詳しく解説しています。ぜひ関連記事をご覧ください。
(1)お尻側が上になるようにして、平らなところに股引を置いてください。ちなみに生地が分かれている方がお尻側(後ろ側)です。逆に生地がつながっている方が股間側(前側)になります。股引の股間側にはメーカーのタグが付いていますので、どちらが前か後か分からない人はタグを目印にしてください。
(2)股引を半分に折って、左右の脚が重なるようにします。
(3)三角形になっている部分(お尻の部分)を内側に折ります。
(4)腰ひもを股引の上に置きます。
(5)ここからが股引をたたむ時のポイントです。普通に折りたたむのではなくて、足首側の裾の方から、腰の方に向かって、クルクルと股引を巻いていきます。
(6)クルクル巻いた状態で、タンスやクローゼットの引き出しに保管してください。
股引をたたむ時のポイント
股引をたたむ時のポイントは、クルクル巻くことです。たたみ方の解説記事なのにたたまないって拍子抜けする方もいるかもしれませんが、これが正しいやり方です。
クルクル巻いて保管しておくと、股引に折りジワが付きにくくなります。
お祭り衣装って、年に1回しか着ない人が大半だと思います。1年間も保管しておくと、普通のたたみ方では折りジワが付いてしまったり、折り目の部分が変色してしまうことがあります。末永く股引を使っていただくためにも、クルクル巻くたたみ方をおすすめいたします。
股引の保管方法
股引をたたんだ後は、必ず暗い場所に保管してください。タンスの引き出しやクローゼットの中に入れておくことをおすすめします。
股引は染め物の商品が多いです。染め物は太陽や蛍光灯の光(紫外線)にとっても弱いので、日の当たるところに置いておくと、すぐに変色したり、脱色したりしてしまいます。
翌年使おうと思って股引を取り出したら、色を変わってた!なんてことを防ぐためにも、日の当たらないところで保管するようにしてください。
股引の購入方法について
お祭りで使用する股引は祭り用品専門店の祭すみたやでご購入することができます。静岡県浜松市にある店舗なら試着してサイズを選ぶことができます。履き方やサイズ選びに迷ったら、祭すみたやのスタッフにご相談ください。丁寧に股引に関するノウハウを説明させていただきます。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
メール:info@sumitaya.co.jp
※ 遠州鉄道 助信駅から徒歩1分
※ 大駐車場完備
ネット通販で購入
股引は祭すみたやのネットショップでも購入することができます。祭すみたやのお店に行くことができない人でも、自宅やスマホから簡単に股引を購入することができます。日本全国だけでなく、世界各国に配送が可能ですのでぜひご利用くださいね。