ダボシャツとダボズボンを着たスタイルをダボスタイルと呼びます。お神輿を担いだりする時や山車・屋台をひく時など、お祭りに参加する時に着るのはもちろん。お祭りへの行き帰りの道中で、着替え用としてダボシャツやダボズボンを着たりします。
この記事を最後まで読んでいただくとこんなことが分かります。
ダボシャツとダボゴムズボンの
- 正しいサイズの選び方
- 正しい着方
- コーディネート方法
ダボスタイルに必要なお祭りアイテムの詳細については別の記事で詳しく解説しています。関連記事もぜひご覧ください。
目次
ダボの選び方と着方を動画で解説
ダボシャツとダボズボンのサイズの選び方、着方、コーディネート方法を動画にまとめましたのでまずはご覧ください。
ダボの正しいサイズの選び方
ダボシャツとダボズボンのサイズの選び方を解説する前に、一般的なお祭り衣装である「鯉口シャツ」と「股引」のサイズについて触れておきます。鯉口シャツと股引は下の写真のような感じで、ピチピチのちょっとキツメのサイズを着るのが粋です。
これに対して、ダボシャツとダボズボンは下の写真のような感じでダボダボに着るのが正しいサイズになります。
ダボシャツとダボズボンは同じサイズ表記の鯉口シャツや股引よりも大きめにできてます。なので、ダボダボの方がいいからと言って、わざわざワンサイズ大きめのサイズを選ぶ必要はありません。
たとえば、普段は「大サイズ」の鯉口シャツや股引を着ている人はダボシャツやダボズボンも「大サイズ」を選べば大丈夫です。
同じように、普段「中サイズ」を着ている人はダボシャツとダボズボンも「中サイズ」を選んでください。
ダボシャツ・ダボズボンのサイズ表
ダボシャツとダボゴムズボンのサイズ表について解説します。ダボシャツには大人用サイズと子供用サイズがあります。
サイズ表には身長とウエストの寸法が記載されていますので、自分の体型に合わせてサイズを選んでください。ダボシャツやダボズボンはダボっと着るので、鯉口シャツや股引と違い、あまり細かくサイズ分けされていません。だいたいのサイズで選んでもらえれば大丈夫です。
大人用のサイズ表
大人用のダボシャツとダボズボンのサイズ表です。男女兼用サイズになります。小細、中細、大細、特大細は普通のサイズよりも細めになりますので、ピッタリめをお好みの方や女性の方におすすめです。
サイズ | 身長 | ウエスト |
小(S) | 147cm~155cm | 70cm~85cm |
小細 | 147cm~155cm | 70cm~85cm |
中(M) | 155cm~162cm | 70cm~90cm |
中細 | 155cm~162cm | 70cm~90cm |
大(L) | 162cm~168cm | 70cm~90cm |
大細 | 162cm~168cm | 70cm~90cm |
特大(LL) | 168cm~175cm | 70cm~95cm |
特大細 | 168cm~175cm | 70cm~95cm |
巾広(3L) | 162cm~175cm | 95cm~110cm |
超巾広(4L) | 162cm~175cm | 110cm~130cm |
大丈長 | 175cm~180cm | 70cm~90cm |
特長 | 180cm~185cm | 70cm~95cm |
ちなみに、小細・中細・大細・特大細のような細いサイズはどのような人に向いているのかについて別の記事で詳しく解説しています。細いサイズはどのようなサイズなのか知りたい人は、ぜひ関連記事をご覧ください。
子供用のサイズ表
子供用のダボシャツとダボズボンのサイズ表です。男の子も女の子も同じサイズになります。6号サイズという表記のサイズはもともとありませんので、ご注意ください。6という数字は日本で昔から忌み嫌われていたので、お祭り衣装では使用しないサイズ表記になります。
サイズ | 身長 |
0号 | ~85cm |
1号 | 85cm~95cm |
2号 | 95cm~105cm |
3号 | 105cm~115cm |
4号 | 115cm~125cm |
5号 | 125cm~135cm |
7号 | 135cm~145cm |
8号 | 145cm~155cm |
ダボの正しい着方
続いて、ダボシャツとダボゴムズボンの着方を解説していきます。
ダボシャツの着方
(1)素肌の上から直接ダボシャツ着てください。Tシャツなどの下着を着る必要はありません。
- 女性はベージュのブラジャーを着用してください。
- お祭りによっては晒しを巻いてからダボシャツを着るところもあるようです。
(2)ボタンをしめて完成です。まあ、普通のシャツを着るように着てもらえば問題ありません。
ダボゴムズボンの履き方
(1)ダボゴムズボンには、下の写真のような感じでお腹の部分にポケットが付いています。このポケットが付いている方が前になります。
(2)ポケットが付いている方が前になるようにして脚を通してください。
(3)ダボシャツのすそはダボゴムズボンの中には入れずに出すのが正しい着方です。
下の写真のような感じで、ダボシャツのすそをダボズボンに入れてしまうと格好悪いです。ただし、お祭りによっては、ダボシャツのすそをズボンに入れる場合もあります。参加するお祭りでダボシャツのスソを入れるのかどうか分からない場合はお祭りの主催者さんに確認してください。
七分丈ダボゴムズボンの履き方
ダボゴムズボンですが、7分丈のタイプもあります。8月のお祭りなど、夏の暑い時期のお祭りには丈が短めのダボズボンも涼しくておすすめです。
ダボゴムズボン7分丈は普通のダボゴムズボンと比べて大サイズの場合で35cm短くなっています。サイズは普通のダボゴムズボンと同じサイズを選んでもらえば大丈夫です。
7分丈のダボゴムズボンも、普通のダボゴムズボンと同じようにお腹の部分にポケットが付いています。
ポケットが前にくるようにして脚を通すだけで大丈夫です。
ダボのコーディネート方法
雪駄の合わせ方
お祭りの行き帰りの道中でダボシャツとダボズボンを着るときは、雪駄なんかを履いて歩くと粋でかっこいいです。
お祭りの行き帰りの道中で着る場合は、ダボシャツ・ダボズボンに雪駄だけを履けば大丈夫です。ソックスや岡足袋を履く必要はありません。
お神輿を担いだり、山車・屋台をひくときは、脱げてしまいとっても危ないので雪駄は履かないようにしましょう。
地下足袋の合わせ方
お神輿を担いだり、山車・屋台をひいたりしてお祭りに参加するときは、白色のダボシャツ・ダボズボンの場合は白の地下足袋を履きます。黒色のダボシャツ・ダボズボンの時は黒色の地下足袋を合わせれば大丈夫です。
法被の合わせ方
法被や半纏を着る時は、ダボシャツの上から直接着てください。腹掛を着る必要はありません。
帯の合わせ方
法被や半纏を着たら、そのままだとはだけてしまいみっともないので、帯を締めてください。帯は角帯でも巻き帯でもどちらも似合います。自分の好みの帯を使用してもらえば大丈夫です。
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか。ダボスタイルは見た目も着心地も涼しげなので、5月~10月にかけてのお祭りにピッタリだと思います。ダボスタイルはお祭りスタイルの中でも定番中の定番です。まだダボシャツ・ダボズボンを着たことがない人は、この記事を参考にしていただいて、ぜひダボスタイルにチャレンジしてみてくださいね。お祭り衣装のレパートリーに組み込んでください。
ただし、ダボスタイルが禁止されているお祭りもありますのでご注意ください!!もし心配な方は、購入前に必ずお祭りの主催者さんに確認するようにしてください。
今回ご紹介させていただいたダボシャツとダボズボンの着方は一般的な着方になります。お祭りによっては、今回ご紹介させていただいた着方と異なる場合がありますので、なにとぞご了承ください。
ダボスタイルの商品の購入方法
店舗で購入
ダボシャツとダボズボンは祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。子供用から大人用まで幅広いサイズ展開があります。お相撲さんのような体の大きな人でも合うサイズがあります。色も白以外にもいろいろ取り揃えています。サイズ見本がありますので、体にぴったりのサイズを購入することができます。ぜひご来店くださいね。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
メール:info@sumitaya.co.jp
ネット通販で購入
ダボシャツとダボズボンは祭すみたやのネット通販でも購入することができます。日本全国にダボシャツとダボズボンを配送可能ですので、自宅やスマホから気軽に注文することができます。ぜひご利用くださいね