赤ちゃんにもちゃんとお祭り衣装を着せてあげると、粋で可愛くてお祭りの主役になっちゃうこと間違いなしです。
ただ、赤ちゃんはぐずっていたり、寝ちゃっていたり、オムツを替えたりと、なかなかお祭り衣装を着せるのも大変です。というわけで、赤ちゃんにお祭り衣装を着させる場合の、祭り衣装の選び方と着せ方を解説いたします。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話 053-489-3398
メール info@sumitaya.co.jp
目次
赤ちゃん祭り衣装を動画で解説
赤ちゃん用のお祭り衣装の選び方と着せ方を動画で解説していますので、まずはご覧ください。
赤ちゃんお祭り衣装の選び方
赤ちゃんのお祭りスタイルには2タイプあります。大人のお祭りスタイルと同じ格好をする江戸前タイプと赤ちゃんの着替えに最適なロンパースタイプです。
赤ちゃん江戸前タイプ
まず最初にご紹介するスタイルは【江戸前タイプ】です。大人のお祭り衣装と同じように鯉口シャツ、腹掛、股引の3パーツで構成されるお祭り衣装です。
大人と同じお祭り衣装のスタイルですので、見た目がとっても粋です。
赤ちゃんに着せる場合、股引はゴムズボンタイプの股引(ゴム股引)をオススメいたします。
本物の紐で結ぶタイプの股引ですと、オムツ替えがほぼ不可能ですのでご注意ください。まだ歩けないような赤ちゃんはゴムズボンタイプの股引を必ずご利用ください。
ただし、この江戸前スタイルの欠点は着せたり脱がしたりするのがとっても大変なことです。特にオムツ替えが本当に大変です。お祭り当日はバタバタすることが多いかと思います。そんな中、赤ちゃんのオムツ替えをするのは、時間的にも精神的にも厳しいです。というわけで、祭すみたやがオススメするもう一つのスタイルが次にご紹介する【ロンパースタイプ】です。
赤ちゃんロンパースタイプ
鯉口シャツとズボンが一体式になったロンパース(カバーオール)に、腹掛の形をしたスタイ(よだれかけ)をあわせるお祭りスタイルが【ロンパースタイプ】です。
実はこのスタイル、祭すみたやが元祖なんです!!アイデアマンの祭すみたや二代目社長が発明した衣装になります。
このロンパーススタイルですと、おむつ替えもラクラクですので特にお祭り本番当日はとっても忙しいお母さんにオススメの赤ちゃん用お祭り衣装です。
赤ちゃんにお祭り衣装を着せる方法
それでは続きまして赤ちゃんのお祭り衣装の正しい着せ方を解説させていただきます。せっかくの年に1度のお祭りなので赤ちゃんも粋に着こなしてあげましょう!!
江戸前タイプの着せ方
(1)鯉口シャツを着せます。普通にそでに腕を通して、ボタンをとめてあげれば大丈夫です。たぶん、最初は慣れない衣装に赤ちゃんが大号泣すると思います。しかし、ここは大人2人がかりでいいので強引に着せちゃってください。
(2)次に、ゴム股引を履かせます。ゴム股引の縫い目がある方が体の後ろ側にくるように履かせてあげます。
(3)鯉口シャツのスソはゴム股引の中に入れてあげます。Tシャツのようにシャツのスソをズボンから出してしまうと、とってもダサいのでご注意ください。
(4)腹掛を着せてあげます。祭すみたやの赤ちゃん用腹掛には、肩ひものところにボタンが付いていますので簡単に着せることができます。腹掛の肩ひもが背中でクロスするようにして着せてあげてください。
(5)腹掛の腰ひもを蝶々結びしてあげます。結び目が前掛けの上にきてしまわないように、結び目が前掛け部分の下側にくるようにしてください。
(6)完成です。
ロンパースタイプの着せ方
(1)お祭りロンパースを着せます。普通の下着のロンパースと同じように着せてあげれば大丈夫です。床にロンパースを敷いて、その上に赤ちゃんを仰向けに寝かせます。
(2)腕を通して、スナップボタンをとめていってください。嫌がっていても、ここは強引に着させてください。
(3)スタイ式腹掛(よだれかけ)を着せます。祭すみたやのスタイ式腹掛はよだれかけと同じように、首部分にスナップボタンが付いているので簡単に着せることができます。
(4)スタイ式腹掛の腰ひもを、前掛けの下側に結び目がくるように蝶々結びします。
下の写真のような感じに結び目が前掛けの上にきてしまわないように注意してください。結び目は必ず隠れるように着せるのがポイントです。
(5)完成です。
江戸前タイプと違って、ロンパースタイプは着せるのも脱がせるのも簡単です。特に、オムツ替えがしやすのでお祭り本番当日は何かと忙しい人にオススメの赤ちゃん祭りスタイルです。
赤ちゃんにも足袋を履かせる方がいいの?
「まだ歩かない赤ちゃんの場合、足元はどうすればいいの?足袋を履かせるの?それともいつもの靴でいいの?」というご質問をよく受けます。赤ちゃんの足元について解説します。
まだ歩かないようでしたら、裸足や靴下を履かせておけば大丈夫です。わざわざお祭り用の足袋や地下足袋を無理に履かせる必要はありません。おそらく履かせたところで、とっても嫌がると思います。外に出るときは、いつも履いている靴を履かせてあげれば大丈夫です。
ヨチヨチ歩き出している赤ちゃんの場合も、無理に地下足袋や足袋を履かせる必要はありません。地下足袋は大人ですら履きなれていないので、赤ちゃんに履かせるのは、転んでしまったりして大変危険です。いつも履いている履きなれた靴を履かせてあげることをオススメします。
もし、写真館等で記念の家族写真を撮るようでしたら、簡単な足袋を引っ掛けるようにして履かせておくと、写真写りが良くなってかっこいいですよ。写真を撮る瞬間だけ、足袋を引っ掛けてあげれば大丈夫です。でも、写真は笑顔で写るのが一番!!もし赤ちゃんが嫌がるようなら無理に履かせる必要はありませんよ~。
いかがでしたでしょうか?赤ちゃんも家族の一員!!みんなと同じように、お祭り衣装を着させてあげてくださいね。