お囃子や和太鼓の演奏で使われる和楽器の摺鉦のサイズ別による音の比較をしてみました。摺鉦の読み方は「すりがね」です。この記事ではサイズ別の摺鉦の音色について動画で分かりやすく解説しています。
お囃子で使われる打楽器の摺鉦(すりがね)。別名を当り鉦(あたりがね)やコンチキ、チャンチキとも呼ばれます。「しゅもく」と呼ばれるバチのような棒で叩いて音を出します。手で持って使ったり、紐で吊り下げて使います。
目次
摺鉦の音色を動画で確認
摺鉦の音色について動画で解説しています。実際にどのような音が出るのか動画でご確認ください。動画で音を比較していただいて、あなたのお祭りにピッタリの摺鉦を選んでください。
摺鉦のサイズ別の解説
40号(4寸)サイズ
40号サイズは小ぶりなので、お子様や女性にオススメです。小さいので音があまり響かず、カンカンした感じの音になります。
45号(4寸5分)サイズ
こちらも小ぶりなので、お子様や女性の方にオススメです。40号の摺鉦よりも若干音は低くなります。
50号(5寸)サイズ
このあたりのサイズから大きく、重量も出てきますので、 成人男性にオススメです。音もほどよく響くようになりますので、オススメのサイズです。
55号(5寸5分)サイズ
かなり重くなってきますので、お子様や女性が使う場合には、ヒモで吊るした方がいいかもしれません。成人男性が使う場合は、ギリギリ手で持って使えるサイズです。ちょっと中途半端なサイズですが、音は一番キレイです。
60号(6寸)サイズ
このサイズになりますと、手で持って使うのは大変なので、ヒモで吊るしてご利用ください。キレイに音が響いて、余韻が美しいです。
70号(7寸)サイズ
このサイズは完全に吊るして使うサイズになります。そのため最初から摺り鉦に紐が付いております。祭り用品専門店「祭すみたや」で取り扱いのある一番大きなサイズの摺り鉦です。
撞木(しゅもく)について
摺鉦は摺鉦本体だけでは音を出すことができません。必ず撞木と呼ばれるバチのような道具も必要になります。撞木の読み方は「しゅもく」です。本来は鹿の角を加工した道具ですが、最近ではリーズナブルなプラスチック製の撞木もあります。
鹿の角でできている撞木にはサイズが小・中・大とあります。40号~50号といった小ぶりのサイズの摺鉦でしたら、撞木は小サイズで大丈夫です。55号~70号の大きなサイズの摺鉦の場合、小サイズの撞木ですと音がちゃんと出ないので、中または大サイズの撞木を使用するのがおすすめです。
摺鉦の購入方法
店舗で購入
お祭りや和太鼓の演奏で使用する摺鉦は祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。お店なら摺鉦の試奏をすることができます。また実際に触って、重さや大きさが確認できます。ぜひご来店ください。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
メール:info@sumitaya.co.jp
※ 遠州鉄道 助信駅から徒歩1分
※ 大駐車場完備
ネット通販で購入
摺鉦は祭すみたやのネットショップでも購入することができます。祭すみたやのお店に行くことができない人でも、自宅やスマホから簡単に摺鉦を購入することができます。日本全国だけでなく、世界各国に摺鉦の配送が可能ですのでぜひご利用くださいね。