お祭りになると、神社や屋台を幻想的に飾ってくれるのが提灯ですよね。そんな提灯の中でも、雨に濡れても破れず、とっても便利なものがビニール提灯です。
水には強いビニール提灯ですが、紙の提灯と違いちょっとやっかいな性質があります。それは、長期間保管した後や、12月~3月上旬の寒い時期は固まってしまったり、くっついてしまってなかなか提灯を広げられないことがあるんです。
この記事ではビニール提灯のビニール部分が固まってしまったり、くっついてしまったりして、広げようとすると破れそうになってしまう場合の対処方法をご紹介していきます。
ビニール提灯がくっついている場合の広げ方
長期間、倉庫などでビニール提灯を保管していると、塩ビフィルムが硬化してしまい、ビニール部分がパリパリになってしまう。またビニール同士を貼り付けている接着剤が部分的にくっついてしまい、 容易に開かなくなってしまうことがあります。
強引に広げようとするとビニール部分が破れてしまい、二度と使えなくなってしまいますので、この記事を参考にしていただいて正しくビニール提灯を広げてください。
【1】まず広がらなくなってしまったビニール提灯を石油ファンヒーターやドライヤーの前に置き、フィルムが十分柔らかくなるまで暖めて下さい。十分暖まるまでは絶対に広げないように注意してくださいね。
【2】フィルムがかなり柔らかくなった事を確かめ、開きやすい胴体部分のみを少しずつ広げていきます。この際も無理には広げず、簡単に広がるようになるまで暖めながら徐々に広げていってください。胴体部分は、十分暖まれば割と容易に広がります。
【3】胴体部分がほぼ広がったら、次に特にくっつきのひどい部分を広げていきます。必ず骨1本ずつを広げるようにして下さい。無理には広げず、少しずつ広げるようにしていく事が肝心です。無理に広げようとすると、簡単に破れてしまいます。なかなか広がらない時はドライヤーで暖めながら広げてください。
【4】肩口の部分は骨の間隔が狭くなかなか一気には広がりません。こうした広がりにくい箇所はゆっくり徐々に広げていってください。
このような作業をやってもらえれば、多少手間と時間(10分程度)はかかりますが、破れずに広げることができます。ただし、再度長期間、ビニール提灯を畳んで置いておくと、固まって広がらない状態に戻ってしまいます。次に広げる場合は同様の作業を繰り返し行っていただく必要があります。
ビニール提灯の肩口の貼り合わせの補修方法
ビニール提灯の貼り合わせ部分がはがれてしまっている場合は接着剤を使って補修することが可能です。
修理に使用する接着剤は「ボンドGクリアー(コニシ製)」がおすすめです。ボンドをはがれているところに塗って、引っ付けてください。ボンドを付けたら乾くまでは絶対にビニール提灯を畳まないように気を付けてくださいね。
ビニール提灯を購入する方法
店舗で購入
お祭りで使用するビニール提灯は祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。たくさんの種類のサイズや色のビニール提灯を取り揃えています。神社やお祭り団体様向けに大量販売もしております。ぜひご利用ください。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
※ 遠州鉄道 助信駅から徒歩1分
※ 大駐車場完備
ネット通販で購入
ビニール提灯は祭すみたやのネットショップでも購入することができます。お店に行くことができない人でも自宅やスマホから気軽にビニール提灯を注文することができます。日本全国に配送可能ですのでぜひご利用ください。海外への配送も可能です。