江戸時代に長距離を走る飛脚や篭屋がうっ血を防止するために脚に付けていたのが発祥の血止め(ちどめ)。現在ではお祭り衣装の装飾アイテムとして使われています。
血止めの中でも一番デザインが可愛いのがちりめん鈴血止めです。ちりめんで作られた丸紐の先っぽに小さな鈴が付いています。歩くたびにチリンチリン鳴るのでとっても可愛いですよ。特に女の子におすすめの血止めです。使い方はとっても簡単です。左右のヒザの下あたりに蝶々結びで巻き付けるだけです。
お祭り衣装って地味になりがちなので、ちりめん鈴血止めを付けるだけでとっても華やかになりますよ。この記事ではちりめん鈴血止めの付け方について動画と写真で分かりやすく解説しています。
ちりめん鈴血止めを動画で解説
ちりめん鈴血止めの結び方について解説する動画を作りました。動画が一番分かりやすいので是非ご覧ください。
ちりめん鈴血止めの結び方
【1】ちりめん血止めを1組用意してください。
ちりめん鈴血止めは祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。ネット通販で購入することができますので、日本全国にちりめん鈴血止めを配送可能です。ぜひご利用くださいね。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
メール:info@sumitaya.co.jp
※ 遠州鉄道 助信駅から徒歩1分
※ 大駐車場完備
【2】ちりめん鈴血止めをヒザの下あたりに1周だけ巻き付けます。小さな子供の場合は2周くらい巻いても大丈夫です。
【3】体の真正面ではなく、ちょっと外向きの場所で蝶々結びしてください。
【4】反対側のヒザの下にも同じように巻き付けて、蝶々結びします。
【5】あっという間に完成です。
ポイントは結び目の位置は体の真正面ではなく、横から見た時にちょうど結び目が見えるように外側で結ぶことです。
ちりめん鈴血止めの開発秘話
今ではすっかり全国の祭り用品店に真似されてしまっている「ちりめん鈴血止め」ですが、実は祭すみたや助信駅前店の市川店長が開発した血止めなんです。
もともとはガラケーの首掛けストラップとして販売していた「ちりめん丸紐」があったのですが、だんだんスマホが普及していきストラップがまったく売れなくなってしまいました。大量のちりめん丸紐の在庫をかかえて困っていました。もう捨てるしかないのか・・・。ヤバイ・・・。
そんな時、市川店長がひらめきました。
血止めにしちゃえばいいじゃーーーん!!
そして突然、全ての在庫のちりめん丸紐を60cmの長さに切り刻んじゃったのです。切りっぱなしだと端が汚いので、手芸屋さんで買ってきた鈴を付けて試しに販売してみました。
すると・・・これが爆発的に大ヒット!!
現在では日本全国の祭り用品店に普及するようになったのです。
ちりめん鈴血止めの購入方法
血止めは祭り用品専門店の祭すみたやで販売しています。ネット通販もありますので、日本全国に血止めを配送可能です。ちりめん鈴血止めだけでなく、藁血止めや、その他の人気の血止めを紹介しますね。
ちりめん鈴血止め
和柄のちりめん紐に小さな鈴が付けてある血止めです。歩くたびにチリチリ鳴って、とってもカワイイ血止めです。女の子にオススメの血止めです。
手より血止め
祭すみたやの職人さんが1本ずつ手作りしている手より血止めです。たくさんの色を取り揃えているので、法被の色や帯の色に合わせて使えば、お祭りコーデ上級者の仲間入りです。
箱紐血止め
箱紐や真田紐を使った血止めです。血止めの定番の素材です。帯や法被の色に合わせるのがポイントです。
藁血止め
血止めの元祖といえば「藁血止め」です。一日でボロボロになってしまうので使い捨てにはなってしまいますが、見た目が一番粋です。
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