屋内専用の地下足袋がはだし足袋です。舞台や体育館などで和太鼓の演奏やよさこい踊りなどの踊りで使用するのに最適な足袋です。
はだし足袋ですが、屋外で使用するのには向いていません。特にアスファルトの上を歩いていると、すぐに生地が破れて使えなくなってしまいます。この記事では、はだし足袋と地下足袋の違いや、はだし足袋はどういった時に使用するのに向いているのかについて解説しています。
はだし足袋と地下足袋の違い
「はだし足袋」と「地下足袋」は見た目も形もよく似ているので、混同して使用している人が多い履物です。
しかしこの「はだし足袋」と「地下足袋」ですが、全く異なる用途で使用されます。間違えて使用してしまうと、簡単に壊れてしまうので注意が必要です。
違いを簡単に言いますと、
- はだし足袋は屋内用
- 地下足袋は屋外用
になります。
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
地下足袋の特徴
地下足袋は屋外を歩くことを想定して作られているので、地面に当たる部分が補強されています。つま先やサイド部分にはあて布が付いており、簡単に破れてしまわないようにステッチなどで補強されています。
また、かかと部分もあて布が付いており、しっかり補強されています。長時間、外を歩いたり、走ったりしても壊れにくくなっています。
足袋底はスニーカーの底のように滑りにくく厚手のしっかりしたゴム底が付いています。そのため長時間、歩いたり、走ったりしてもゴム底が簡単に壊れてしまうことがありません。ゴムも厚いので、地面の小石や砂利が足に食い込んでしまうこともないので、安心して屋外で履くことができます。
はだし足袋の特徴
はだし足袋はあて布などの補強は一切されていません。
足袋底のゴムはペラペラの薄いゴム底になります。屋外で使用すると、小石や砂利が足の裏に食い込んでしまうので、足が痛くなってしまいます。また、生地が足袋底まできているので、アスファルトの上を歩いていると、すぐに生地が破れてしまいます。そのため、はだし足袋は屋外では使用することができません。舞台や体育館などの屋内専用の足袋になります。
はだし足袋はペラペラのゴム底で生地も補強されていないから、屋内でも丈夫な地下足袋を使えばいいのでは!?と思う人もいるかと思います。しかし、はだし足袋にははだし足袋の魅力があるんです。
それは、足袋全体が柔らかいことです!
柔らかいということは、足の裏が曲げやすいので踏ん張りやすい足袋になります。その名の通り、より裸足感覚で履くことができます。そのため、踏ん張りが必要な和太鼓の演奏や踊りに最適な足袋ということになります。
はだし足袋の使用方法
はだし足袋はその名の通り、裸足感覚で履ける足袋です。ですので、足袋用のソックスなどは履かずに、素足で履いてください。舞台や体育館などの屋内で使用する時は、そのままの状態ではだし足袋を利用すれば大丈夫です。
屋外で使用する場合は、雪駄用の足袋として利用する人もいます。雪駄専用の足袋である「岡足袋」と違って、足袋底がゴムなので、雪駄が滑りにくくなります。
はだし足袋は屋内専用の足袋なので、使用用途が限られてきますが、踏ん張りやすく裸足感覚で履ける特徴があり、手軽に履ける足袋になります。和太鼓の練習や踊りの練習を屋内でやることの多い人におすすめの足袋です。
はだし足袋の購入方法
店舗で購入
はだし足袋は祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。色は白・黒・紺の3色があります。サイズ展開は14cm~28cmとなっていますので、お子様から大人までご利用いただけます。静岡県浜松市にある店舗でしたら実際にはだし足袋を試着することも可能です。ぜひご来店ください。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話 053-489-3398
メール info@sumitaya.co.jp
ネット通販で購入
はだし足袋は祭すみたやのネットショップでも購入することができます。祭すみたやのお店に行くことができない人でも、パソコンやスマートフォンから簡単に注文することができます。日本全国に配送可能ですのでぜひご利用くださいね。