

7月~9月にかけての夏の暑い時期のお祭りの定番祭りスタイルといえば半股引スタイルです。半股引は「はんだこ」と読みます。

半股引スタイルの必需品である半股引(はんだこ)の正しい履き方を解説します。基本的には普通の股引(ももひき)と履き方は同じです。
半股引の履き方を動画で解説
半股引の履き方を動画で分かりやすくまとめましたのでまずはご覧ください。
半股引の正しい履き方
半股引の履き方は普通の股引と基本的に同じです。
(1)半股引の股部分がつながっている方を前にして持ちます。

(2)半股引に両足を通します。この時にグイグイ上に引っ張ってください。半股引の股の部分の生地が股間に食い込むくらい強く上に引っ張るのが綺麗に着こなすためのポイントです。

(3)右手の方にあるヒモ背中の方から体の左側へもっていきます。

お尻の方から見るとこんな感じです。

(4)股の割れ目に右手をつっこんで、体の左側にもってきたヒモをつかみます。


(5)紐をつかんだまま、股の割れ目から右手を抜きます。

(6)今度は左手の方にある紐を背中の方から体の右側にもっていきます。

(7)左右の紐を右脇腹の前あたりで結びます。結び方はコマ結びでも、蝶々結びでもどちらでもいいです。

(8)形を整えて完成です。

半股引の正しいサイズの選び方
半股引のサイズを選ぶときは身長や体重やウエストは一切関係ありません。では、どこでサイズを選ぶのかといいますと太ももの円周でサイズを決めます。
股の付け根から15cmくらい下の部分の太ももの円周をメジャーで測ってください。

半股引のカタログやネット通販の商品説明欄に半股引の「裾口廻りの太さ」がサイズ表記されています。

たとえば、サイズが「50」と表記されている半股引の場合だと、太ももの円周が50cmくらいの人にぴったりのサイズということになります。

サイズを選ぶときに、お腹まわりを気にされる方がいらっしゃいますが、ウエスト部分はヒモで調整できるのであまり関係がないです。
裾口の部分のサイズが合ってなくてブカブカになっていると格好が悪いので、粋に半股引を履きこなしたい人は太もも部分がピチピチになるように、ちょうどのサイズか、または少し小さめのサイズを選んでみてくださいね。
半股引の購入方法
お祭りで使用する半股引は祭り用品専門店の祭すみたやで販売しています。子供用から大人用まで幅広いサイズ展開でご用意しています。また半股引の色も白色だけでなく黒色や紺色、藍染もご用意していますのでご希望の半股引を選んでくださいね。ネット通販もありますので日本全国に半股引を配送しています。ぜひご利用ください。
