お祭りに参加している友達や親戚から古くなった法被やいらなくなった法被をもらうことがあります。せっかく法被もらってもサイズが合わないと悲しいですよね。また、体型が太ったり痩せたりして法被のサイズが合わなくなってしまうこともあります。
そんな時は法被のサイズ直しをして、自分にぴったり合ったサイズに直してしまいましょう。サイズが合っていない法被を着ていると見た目がダサくて野暮ったい感じになってしまうので注意してくださいね。
祭り用品専門店の祭すみたやでは法被のサイズ直しを承っています。この記事では、法被のサイズ直しの内容と料金について解説しています。法被のサイズ直しをどこに頼んだらいいのか分からない方はこの記事をぜひ参考にしてください。
法被が破れてしまったり、擦り切れてしまった場合の修理方法については別の記事で解説しています。法被の修理を検討中の方はそちらをご覧ください。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
メール:info@sumitaya.co.jp
目次
法被のサイズ直しを動画で解説
法被のサイズのお直し方法について動画で分かりやすく解説しています。まずは動画をご覧ください。
法被のサイズ直しメニューと料金
法被のサイズ直しには専門知識が必要です。いったん法被の縫い目をほどいて、サイズ調整をしたあと、再び縫製しなおす必要があります。そのため、和裁の知識や法被の縫製手順の知識がないとサイズ調整が難しいです。祭すみたやでは自社縫製工場にいるプロの職人がお直ししますので仕上がりがとてもキレイです。
法被の丈詰め
法被の丈(たけ)が長い場合は、丈詰め(たけづめ)をします。法被の裾(すそ)の生地を切り取り、丈を短くします。切り取った後は再び生地を折り返し、縫製して綺麗に処理をいたします。再び丈を長くする予定のある場合は、裾の生地は切り取らずに折り曲げて縫製するのみの対応をすることも可能です。
法被1枚につき3,300円(税込)で丈詰めします。
法被の丈出し
法被の丈(たけ)が短い場合は、丈出し(たけだし)をします。法被の裾(すそ)をいったんほどき、折り返し部分の生地を出すことで丈を長くします。折り返し部分の生地が多く余っている場合のみ丈出しが可能です。
丈出しは日焼けしていない部分の生地を使うため、古く生地が色落ちしている法被を丈出しすると、伸ばした部分の生地は元の濃い色のためツートンカラーになってしまう場合があります。ご理解いただける方のみ丈出しを承ります。
法被の裾の折り返し部分の生地が長く残っている場合のみ丈出しが可能です。折り返し部分の生地が短い法被の場合は丈出しすることができません。ご依頼いただいてもお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。丈出しできるかできないか分からない場合は、一度祭すみたやにご相談ください。
法被1枚につき3,300円(税込)で丈出しします。
法被の裄詰め(身幅を詰める)
法被の幅が太くてブカブカの場合は、裄(ゆき)を詰めることで法被の幅を細くすることができます。裄とはえりの真ん中から袖口までの長さのことです。
裄詰め(ゆきづめ)には身幅を詰める方法と袖(そで)を詰める方法の2通りがありますが、法被を細くしたいときは身幅を詰めます。前身ごろと後ろ身ごろの縫い合わさっている部分をいったんほどき、余分な生地を切り取ったのちに再び縫い合わせます。再び身幅を広げる予定のある場合は、生地を切り取らずに脇縫い部分を深くしてサイズ調整することも可能です。
法被1枚につき6,600円(税込)で裄詰めします。
法被の裄出し(身幅を出す)
法被の幅が狭くて体が入らない場合は、法被の裄(ゆき)を伸ばすことで幅を広げることができます。裄を伸ばすには、身幅を出す方法と袖(そで)を出す方法の2通りがありますが、法被の幅を広げたい場合は身幅を出します。法被の脇縫い部分をいったんほどき、前身ごろと後ろ身ごろの合わさっている部分の生地を出すことで身幅を広げます。合わさっている部分の生地に余裕がある場合のみ法被の身幅を出すことが可能です。
身幅を出す時は日焼けしていない部分の生地を使うため、古くて生地が色落ちしている法被を裄出しすると、伸ばした部分の生地は元の濃い色のためツートンカラーになってしまう場合があります。ご理解いただける方のみ裄出しを承ります。
前身ごろと後ろ身ごろの合わさっている部分の生地にゆとりが無い場合は、身幅を出すことができません。その場合はサイズ直しをお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
法被1枚につき6,600円(税込)で裄出しします。
法被の裄詰め(袖を詰める)
袖(そで)が長い時は裄詰め(ゆきづめ)することで袖を短くすることができます。裄詰めには身幅を詰める方法と袖を詰める方法の2通りがありますが、袖を短くするときはで袖を詰めます。いったん袖付け部分の糸をほどき、袖を取り外します。袖の不要な部分を切り取り、再び縫い合わせることで袖を詰めます。再び袖を伸ばす予定のある場合は、生地を切り取らずに袖付け部分の生地を多く内側に入れ込むことでサイズ調整することも可能です。
法被1枚につき6,600円(税込)で裄詰めします。
法被の裄出し(袖を出す)
法被の袖が短い場合は、法被の裄(ゆき)を伸ばすことで袖を伸ばすことができます。裄を伸ばすには、身幅を出す方法と袖(そで)を出す方法の2通りがありますが、袖の長さを伸ばしたい場合は袖を出します。いったん袖付け部分の糸をほどき、袖を取り外します。袖の余っている部分を表に出して、再び縫い合わせることで袖を伸ばします。袖付け部分の生地に余裕がある場合のみ法被の袖を出すことが可能です。
袖を出す時は日焼けしていない部分の生地を使うため、古くて生地が色落ちしている法被を裄出しすると、伸ばした部分の生地は元の濃い色のためツートンカラーになってしまう場合があります。ご理解いただける方のみ裄出しを承ります。
袖付けの内側に折り込まれている部分の生地にゆとりが無い場合は、袖を出すことができません。その場合はサイズ直しをお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
法被1枚につき6,600円(税込)で裄出しします。
サイズ直しの依頼前に必ずすること
新品の法被のサイズ直しをする場合は、依頼前に必ず法被を洗ってください。新品の法被の場合、洗うことで生地が縮まりますので、法被のサイズが若干小さくなります。
新品の状態のままでサイズ直ししてしまうと、洗濯した後にサイズが思っていたよりも小さくなってしまい、着られなくなってしまう危険があります。必ず洗ってから祭すみたやにご持参ください。
法被の洗い方については、注意事項が何点かあります。別の記事で法被の洗い方について解説していますので、法被を洗う場合は必ず記事をご覧になってから洗うようにしてくださいね。
法被のサイズ直しのご依頼方法
店舗にご来店いただける場合
法被のサイズ直しをご希望の方は、静岡県浜松市にあります祭すみたやの店舗までご来店ください。お客様の体型をしっかり採寸してからサイズのお直しをしますので、ぴったり合ったサイズの法被にすることができます。サイズ直しはご来店をおすすめします。繁忙期は採寸ができないことがありますので、事前のご予約をおすすめします。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
メール:info@sumitaya.co.jp
郵送でサイズ直しを依頼したい場合
遠方などで祭すみたやの店舗に来店できない方は下記フォームで一度ご相談ください。サイズ直しして欲しい箇所の写真もお送りいただけると助かります。
サイズ直しが可能だと思われる場合はサイズ直しを承らせていただきますので、祭すみたや宛てに法被をご郵送してください。
なお、往復の送料はお客様のご負担になりますのでご了承ください。
また、実物を見させていただいた結果、サイズ直しが不可能と判断させていただく場合もございます。その場合でも、往復の送料はお客様ご負担になりますので、ご了承いただける方のみご相談ください。
また、サイズのお直しはお客様の指示に基づいて調整させていただきます。お直し後、サイズが合わなくても当店では一切責任は負いませんのでご注意ください。心配な人は、祭すみたやの店舗にご来店されることをおすすめいたします。