お祭りで寄付や寄贈をいただいた時はお返しに手ぬぐいをお渡しします。またお祭りで他の町内会や神輿会に挨拶に行く時にも相手に手ぬぐいをお渡しします。
お祭りで手ぬぐいをお渡しする時は、手ぬぐいを綺麗に畳んで、のし紙を巻くのが正しいマナーです。
手ぬぐいのたたみ方とのし紙の付け方を動画解説
お祭りで手ぬぐいを贈る時の正しいたたみ方とのし紙の付け方を動画で解説しています。まずは動画でご確認ください。
手ぬぐいのたたみ方
【1】手ぬぐいを机の上に置きます。手ぬぐいを置く時は手ぬぐいの裏面が上になるように置いてください。
裏表の無いデザインの手ぬぐいの場合は、どちらの面を上にしても大丈夫です。
【2】自分から見て右側の端が手ぬぐいの真ん中にくるように内側に向かって折ります。
なぜ手ぬぐいの端を内側に折るのかといいますと、手ぬぐいの端から出ている糸くずが見えないようにするためです。手ぬぐいの端は切りっぱなしになっているので、糸くずがピロピロ出ています。手ぬぐいを贈る時に糸くずが見えていると野暮ですよ。
【3】反対側の端も手ぬぐいの真ん中にくるように内側に向かって折ります。
【4】真ん中で半分になるようにさらに折ります。
【5】手ぬぐいを90度回転させます。手ぬぐいが横長になるように置きます。
【6】自分から見て右側の端を手ぬぐいの真ん中に合わさるように折ります。
【7】反対側の端も手ぬぐいの真ん中に合わさるように折ります。
【8】手ぬぐいの真ん中でもう一回だけ折ります。
これで手ぬぐいのたたみが完成です。つづいて「のし紙」を巻いていきましょう。
手ぬぐいにのし紙を付ける方法
【1】のし紙を用意してください。のし紙は赤棒の一般的なもので大丈夫です。のし紙のサイズは切手判サイズと呼ばれる高さ195mm×横幅267mmの大きさが手ぬぐいを包む時に最適です。
【2】のし紙は無地のままではダメです。必ず用途と名前を入れます。まず赤棒より上の中心に用途を書きます。お祭りで手ぬぐいをお渡しする時は御祝と書けば大丈夫です。手書きでもいいですし、スタンプや印刷しても大丈夫です。
【3】のし紙の赤棒より下の部分には自分の名前や自分の所属している団体名を書きます。たまに贈る相手の名前を書いてしまっているのし紙を見かけますが、それは間違いです。ここには贈り主の名前を書くようにしてください。手書きでもいいですし、スタンプや印刷でも大丈夫です。
【4】机の上に文字を入れたのし紙を裏向きに置いてください。
【5】のし紙の中心に手ぬぐいを置いてください。手ぬぐいの向きはどちらでも大丈夫です。
【6】自分から見て右側ののし紙の端に糊(のり)を付けてください。必ず右側に付けてくださいね。
【7】まず自分から見て左側ののし紙の端を折り曲げます。折り目が付いてしまわないように軽くフワっと折り曲げてください。
【8】つづいて、自分から見て右側ののし紙の端を折り曲げてください。こちら側も折り目が付いてしまわないように軽くフワっと折り曲げてください。
のし紙の端を重ねる順序ですが、必ず自分から見て右側ののし紙の端が上にくるように折り曲げてください。手ぬぐいを贈る時はお祝いの場合が多いので、右側が上になります。左側が上にくるようにのし紙を巻くのは弔事の時のやり方になります。逆になってしまわないように注意してくださいね。
【9】糊(のり)が付いている部分がしっかりくっつくように押してください。
【10】完成です。のし紙に折り目が付いてしまわないように気を付けてくださいね。
お祭り手ぬぐいの購入方法
お祭りで使用する手ぬぐいは祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。既製品の手ぬぐいも販売していますが、オリジナルのデザインの手ぬぐいをオーダーメイドで制作することも可能です。1反(手ぬぐい11本分)の小ロットから手ぬぐいの制作が可能です。お気軽にお見積もりをご用命ください。ご注文いただければ、デザインは無料で制作させていただきます。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
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