お祭り衣装の定番の履き物といえば雪駄です。雪駄の読み方は「せった」です。雪駄は男性が着物を着る時にも使われます。お祭りでは男性だけでなく女性も履きます。
この記事では雪駄の正しい歩き方について動画と写真で分かりやすく解説しています。粋に雪駄から音を出す方法についても解説しています。
雪駄の歩き方を動画で解説
雪駄の正しい歩き方について動画で解説しています。雪駄から出る音が確認できるなど、動画の方が分かりやすので、まずは動画をご覧ください。
雪駄の正しい歩き方
雪駄を履く時に必要なもの
お祭りで雪駄を履いて歩く時は岡足袋(おかたび)と呼ばれる雪駄専用の足袋を必ず履いてください。裸足のままで雪駄を履くと、足を踏まれた時に怪我をしてしまいます。
雪駄のサイズ選び
雪駄を履く時は、雪駄のサイズ選びも重要です。サイズが合っていないと、上手に歩くことができません。雪駄は足のサイズよりもかなり小さめのサイズを選ぶことがポイントです。
かかとが雪駄からはみ出るくらいのサイズがちょうどいいサイズです。かかとより雪駄が出ているとお祭りで後ろの人に雪駄を踏まれてしまい大変危険です。また、雪駄は鼻緒の支点が雪駄の中央にあるため、足の小指が雪駄からはみ出してしまいます。でも、これが正しいサイズです。
雪駄の正しいサイズの選び方については別の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
雪駄の間違った歩き方
雪駄の間違えた歩き方は、雪駄の底を完全に上にあげて歩いてしまう歩き方です。見た目がとってもダサいので、このような歩き方はしないようにしましょう。
雪駄の正しい歩き方
それではどのような歩き方が正しいのかといいますと、雪駄のかかと部分を地面にこすりながら歩くのが正しい歩き方になります。雪駄の底全体を地面にこするのではなく、雪駄のかかと部分のみを地面にこするイメージです。
このように歩くことで、雪駄の底に付いている金具と地面がこすり合わさって、ザーッザーッっというような音が出ます。この音を出すように歩くことがポイントです。
大きな音を出す方法
雪駄を履いて歩く時の表現で「雪駄チャラチャラ」という言葉があります。江戸時代に同心と呼ばれる人たちが好んで雪駄を履いていたのですが、雪駄の底に付いている金具をチャラチャラ音を立てながら歩いているさまが格好良くて、このような言葉が生まれました。
なので、粋な人は雪駄の裏にベタガネと呼ばれる金具が付いている雪駄を履いています。
ベタガネ付きの雪駄を購入すれば、より大きな音を立てて雪駄を履くことができます。どのような音が出るのかは、ぜひ動画で確認してみてくださいね。
雪駄の購入方法
店舗で購入
お祭りで使用する雪駄は祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。ベタガネと呼ばれる金具付きの雪駄や本革雪駄など、いろいろな種類とサイズの雪駄を取り揃えています。実際に試着することもできますので、あなたにぴったりのサイズ選ぶことができます。ぜひご来店くださいね。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話 053-489-3398
メール info@sumitaya.co.jp
ネット通販で購入
雪駄は祭すみたやのネットショップでも購入することができます。お店に行くことができない人でも自宅のパソコンやスマホから簡単に雪駄を注文することができます。日本全国に配送していますので、ぜひご利用ください。
雪駄に関する記事
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