お祭り中級者以上になってくると他人とは違った帯の結び方をしたくなってきますよね。そこでこの記事では粋な帯の結び方である神田結びの変形バージョン、四枚羽の結び方をご紹介します。四枚羽は結び目がバッテンの形になる帯の結び方です。
神田結び4枚羽を結ぶ時は正絹平ぐけ帯を使うと見た目がかっこよくなります。ちょっと金額は高いですけど、ぜひ正絹の平ぐけ帯を使用してくださいね。
正絹 平ぐけ帯
神田結び四枚羽を動画で解説
神田結び四枚羽の結び方を動画で分かりやすく解説しています。ぜひご覧ください。
正絹平ぐけ帯の正しい向き
正絹の平ぐけ帯を結ぶ前にひとつ注意点があります。正絹の平ぐけ帯は上側と下側があります。
華皿と呼ばれる小紋柄がついている方が上側になります。華皿の柄が下にならないように気をつけてください。華皿の柄が必ず上向きになるように帯を巻いてください。
神田結び四枚羽の結び方
【1】平ぐけ帯の華皿の柄が上になるように帯を持ってください。
【2】先端をまず半分に折り曲げて細くします。
帯の先端から約40cmくらいまで半分に折り曲げてください。
【3】折り曲げた先端を体の左の脇腹に当ててください。
神田結びはおへその上あたりに巻くと見た目が粋でかっこよくなります。貝の口のような普通の帯の結び方よりもちょっと上より巻いてあげるのが粋に着こなすポイントです。
【4】平ぐけ帯をクルクル巻いていってください。成人男性でだいたい2周ぐらいです。
【5】帯の長さが余ってしまった場合は先端を内側に折り曲げて長さを調整してください。
右の脇腹の横ぐらいに先端の折り目がくるように長さを調整してください。
【6】内側に折り曲げた方の先端も細くするために帯の先端を半分に折り曲げてください。
帯の先端から約40cmくらいまで半分に折り曲げてください。
【7】最初に左脇にあてた方の先端を巻いてある帯の上から出してください。
【8】帯の先端を上に出したら、この先端を下向きに垂らしてください。
【9】先端同士を結んでください。
【10】結んだあと、上側にきた先端を2回折りたたんでください。
【11】下側に垂れ下がっている方の先端も同じく2回折りたたみます。まず1回目はすでに折りたたまれている方の先端の上にくるように折りたたんでください。
【12】2回目に折りたたむ時は、ちょうど帯の重なり合った部分に下の写真のように穴が空くので、この穴に先端を折りたたみながら入れていきます。
【13】結び目を固くしてほどけにくくします。下の写真の矢印の位置を引っ張ると結び目がどんどん固くなっていきます。
【14】結び目がバッテンの形になるように結び目を斜めに傾けてください。
【15】結び目がおへその上にくるように帯全体の位置を調整してください。
【16】最後に結び目の4枚の羽の長さが同じ長さになるように調整してください。
【17】完成です。ちょっと難しいですが、粋にかっこよく結べるようにお祭り本番までに練習してくださいね。
正絹平ぐけ帯の購入方法
店舗で購入
神田結び四枚羽に最適な正絹平ぐけ帯は祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。静岡県浜松市に店舗があります。実物を見ながら購入の検討できます。スタッフが神田結びの結び方を教えることもできますので初心者でも安心です。ぜひご来店ください。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話 053-489-3398
メール info@sumitaya.co.jp
ネット通販で購入
正絹平ぐけ帯は祭すみたやのネットショップでも購入することができます。日本全国はもちろん、世界中に平ぐけ帯を配送可能です。お店に行くことができない人でも、パソコンやスマホから簡単に扇子を注文することができます。ぜひご利用ください。
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