

お祭りの時に日除けや雨除けによく使われるのが竹笠です。竹笠の読み方は「たけがさ」です。釣りや農作業でもよく使用されるベトナム発祥の頭にかぶる笠です。

竹笠
この竹笠ですが、単品では頭にかぶることができません。五徳と呼ばれる丸い輪っかの形をした部品が必要になります。五徳の読み方は「ごとく」です。

五徳(ごとく)
この記事では五徳を正しく竹笠に取り付ける方法について動画と写真で分かりやすく解説しています。角笠(つのがさ)などの高級な笠には丸輪(わるわ)と呼ばれる部品を取り付けて頭にかぶります。丸輪の付け方については別の記事で解説していますので、そちらをご覧ください。
五徳の付け方を動画で解説
竹笠に五徳を付ける方法について動画で分かりやすく解説しています。まずは動画をご覧ください。
竹笠に五徳を付ける方法
(1)竹笠の内側に付いている4本の針金が平行になるように位置を調整してください。針金は竹の支柱に付いてるだけなので簡単に動かすことができます。

(2)竹笠に内側に五徳を置きます。竹笠と五徳が平行になるように置いてください。

(3)五徳に針金を巻き付けてください。まずは軽く仮止めしていきます。針金を一巻くらい巻き付けて簡単に動かせるように4か所仮止めしてください。針金を通す位置はだいたい等間隔になるようにしてください。

(4)仮止めしたらですね五徳が平行になるようにしっかりと位置を調整してください。この段階で斜めになっていると、竹笠をかぶった時に斜めになってしまいます。下の写真のよような完成状態になってしまい、とっても格好が悪いので、しっかり平行になるように調整するのがポイントです。

(5)五徳の位置が決まったら針金を本締めしてください。本締めはきつく針金を締め付けていってください。

(6)針金の先が出ていると、針金が頭に刺さってしまい痛いです。針金の先を内側に折り曲げて、頭に針金の先が刺さらないように調整してください。

(7)竹笠を頭にかぶります。五徳部分を頭に押し込んで深くかぶるのはとっても格好悪いです。五徳をちょんと頭に軽く乗せるのが正しいかぶり方になります。

竹笠の購入方法
店舗で購入
お祭りで使用する竹笠は祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。五徳のみの販売もしています。いろいろな形の竹笠を取り揃えていますので、ぜひご来店くださいね。お店でしたら試着することも可能です。かぶり方が分からないときは、スタッフが親切にアドバイスさせていただきますのでご安心ください。

祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話 053-489-3398
メール info@sumitaya.co.jp
ネット通販で購入
竹笠は祭すみたやのネットショップで購入することも可能です。お店に行くことができない人でもパソコンやスマートフォンから気軽に注文ができます。日本全国に配送可能ですのでぜひご利用くださいね。
