お祭りに参加する時の履物の定番といえば雪駄です。雪駄の読み方は「せった」です。
人生で初めて雪駄を履く人からよくあるお問い合わせが、「どっちが右足用で、どっちが左足用なんですか?」という質問です。この記事では、雪駄の右足用と左足用はどちらなのか、雪駄の見分け方について解説しています。
雪駄の履き方については別の記事で詳しく解説しています。どうやって雪駄を履いている時に歩けばいいのか知りたい人は、ぜひ関連記事もご覧ください。
目次
雪駄の左右の見分け方を動画で解説
雪駄の左右の見分け方について動画で解説してみました。まずは動画をご覧ください。
雪駄に左右の違いはあるの?
結論
どちらが右足用の雪駄で、どちらが左足用の雪駄なのか?
まず最初に結論から言ってしまいますね。
雪駄には左右の区別がありません!
ですので、片方の雪駄を右足に履いても左足に履いても、どちらでも大丈夫です。
なぜ左右の区別がないのか?
普段履き慣れているサンダルと雪駄は見た目は似ているのですが、よく見てみると雪駄は左右とも形が全く同じに見えるので戸惑ってしまう原因になっているかと思います。
サンダルは鼻緒の付け根がちょっと親指寄りになっています。なので、サンダルは右足用と左足用が明確に分かれています
これに対して、雪駄の場合は鼻緒の付け根が真ん中に付いています。雪駄は左右対称に作られているので、右足に履いても左足に履いても、どちらでもいいわけです。
雪駄を履く時の注意点
雪駄は鼻緒の中心が真ん中にあり、左右の形がまったく同じなので、履く時に注意していただきたい点があります。左右の区別が無い雪駄を履く時の注意点を解説します。
雪駄のサイズ感
雪駄を履く時の注意点ですが、サンダルの場合は鼻緒の付け根が親指寄りに付いているので、サンダルを履いた時に足の小指や薬指がサンダルからはみ出ることはありません。
雪駄の場合は、鼻緒の付け根がちょうど真ん中に付いているので、雪駄を履いた時に足の小指や薬指が雪駄からはみ出してしまいます。でも、これが雪駄の正しいサイズ感です。
雪駄を履いた時に足の小指や薬指が雪駄からはみ出してしまうので、雪駄のサイズが小さいのでは?と不安になるかもしれません。でもこれが正しいサイズ感なので、安心してください。
雪駄のサイズ感については別の記事で詳しく解説しています。雪駄のサイズについてもっと知りたい人は、ぜひ関連記事をご覧ください。
雪駄を履く時は岡足袋を履く
お祭りで雪駄を履く時は、足の裏を怪我しないためにも必ず雪駄専用の岡足袋を履いてから雪駄を履いてください。雪駄はかかとを出して履くのが正しいサイズ感なので、足の小指や薬指だけでなく、かかとも怪我をしないためにも岡足袋を履く必要があります。
使い古した雪駄
新しい雪駄を履き始める時は、右足用と左足用の区別は特にありません。しかし、雪駄をずっと履いていると鼻緒にクセが付いてくるので、だんだん鼻緒が親指に寄ってきます。
雪駄にクセが付いた後は、いつも右足に履いている雪駄を右足用に、いつも左足に履いている雪駄を左足用にしてください。注意しなくても鼻緒にクセが付いた雪駄を逆に履くと、かなり違和感があるので左右を間違えることはないと思います。
雪駄を売ってる店
店舗で購入する
お祭りで使用する雪駄はお祭り用品の専門店の祭すみたやで購入することができます。試着することもできますので、ぴったりのサイズの雪駄を選ぶことができます。雪駄のサイズ選びに迷ったら、祭すみたやのスタッフがアドバイスさせていただきますので、ぜひ祭すみたやのお店にご来店くださいね。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話 053-489-3398
メール info@sumitaya.co.jp
ネット通販で購入する
雪駄は祭すみたやのネットショップでも購入することができます。遠方の人や忙しい人で、お店に行くことができない場合でも、ネットショップなら自宅のパソコンやスマホから簡単に雪駄を購入することができます。日本国内はもちろん、世界中に雪駄を配送可能ですので、ぜひご利用ください。