お祭り衣装のコーディネートといえば、やっぱり粋を追求したい人が多いと思います。でも、粋なコーディネートって窮屈で動きにくくて疲れやすいです。
お祭り本番当日は楽に快適に過ごしたい!そんなズボラな人のために、祭り用品専門店「祭すみたや」の社長であるおしんちゃんが、ひたすら楽を追求したお祭り衣装のコーディネート術を解説させていただきます。
「バッキャロ~!火事と喧嘩は江戸の華!!祭りは粋が大事なんだよぅ!!!」という硬派な人は、別の記事で「粋な祭り衣装の着こなし術」を解説していますのでぜひご覧くださいね。
この記事で紹介するお祭り衣装のコーディネートですが、楽を追求していると言っても見た目は粋なお祭り衣装のコーディネートとほとんど変わりません。見た目は粋なお祭り衣装でも、使い方や着方が便利なものや楽ちんなグッズをご紹介します。
目次
楽な祭りコーディネートを動画で解説
楽なお祭りコーディネートのテクニックを動画で分かりやすく解説しています。祭り用品専門店の祭すみたやの社長であるおしんちゃんが解説してくれていますよ。
楽なお祭りコーディネート
ポイント1 帯はワンタッチ式
お祭り衣装を着る時に一番面倒くさいのが、帯(おび)です。トイレに行く度に巻き直さないといけないので、本当に面倒です。また、お酒を飲んで酔っ払ってしまうと、どんどんはだけてきてさらに面倒くさいことに・・・。
そんな人には、ワンタッチ式の帯がおすすめです。
ちなみに、おしんちゃんはワンタッチ式 平ぐけ帯を使用しています。
見た目は普通の平ぐけ帯と変わらないのですが、マジックテープで帯をとめるだけなので帯を巻くのがめちゃめちゃ楽です。
ワンタッチ式の平ぐけ帯は祭り用品専門店の祭すみたやで販売しています。ネット通販でも購入できますので、ぜひご利用ください。
女性や子供には、ワンタッチ式巻き帯がおすすめです。腹巻きのようにスポッと履くだけなので本当に着るのが楽です。
ポイント2 バッグは大きいサイズ
粋にお祭り衣装を着こなすなら、持ち物は必要最小限にして、小銭や煙草を祭りポーチや腰下げ巾着袋に入れて持ち歩くのが格好いいです。でも、これじゃぁ何にも入らない!
心配性なおしんちゃんとしては、たぶんお祭りで使わないかもしれないものでも持ち歩きたいんですよ。そんな人には、大き目のバッグがおすすめです。
とはいえ、日常的に使っているバッグをそのままお祭りで使うのではダサいです。そこで、町内会や神輿会などで配られた手ぬぐいを使ってオリジナルのお祭りカバンを作っちゃうのをおすすめします。
祭り用品専門店の祭すみたやに手ぬぐいを持ち込んでいただくか、郵送していただければ、世界に一つしかないオリジナルのお祭りバッグをハンドメイドで制作します。
ポイント3 足元はクッション重視
お祭りって長時間歩いたり、走ったりしますよね。普段運動していない人にとっては、足が痛くてたまらなくなるんですよぅ。そんな人におすすめしたいのが、クッション底の地下足袋です。
ワークショップで売られている土木用や農業用の地下足袋は足袋底にクッションが入っていないので、お祭りで使用するにはおすすめしません。お祭り用の地下足袋は足袋底にクッションが入っているものが多いのですが、種類がたくさんあるので、どれを買ったらいいのか迷う人も多いと思います。
そこで、おすすめの地下足袋の商品名をずばり言ってしまいましょう!それは、丸五のエアージョグ地下足袋です。楽を追求する人の地下足袋は、これ一択です!
もっと楽を追求する人にとっては、「こはぜ」と呼ばれる金具をとめることすら面倒だと思いますので、マジックテープ式のエアージョグ地下足袋を履きましょう!これ、最強ですよ。見た目がどうのこうのより、楽と快適が一番重要という人にとってはこの選択肢しかありえません。
お祭りの役員さんや婦人会のお母さんだと、屋外と屋内の行き来が多いので、地下足袋をいちいち脱ぎ履きするのが大変だと思います。そんな人にはスポンジ底 雪駄をおすすします。見た目はダサいですが、雪駄底がスポンジで柔らかいので、長時間歩いていても足が痛くなりにくいです。
ここまできたら、とことん楽しましょう。楽を追求する人は、スポンジ雪駄を履く時に普通の岡足袋なんて履いたらダメですよ。こはぜとよばれる金具を付けるのが面倒くさいですからね。
楽を追求する人は岡足袋の代わりに、足袋用ソックス履いてください。本来は地下足袋を履く時に使用する靴下なのですが、近くに寄ってじっくり見ないと靴下を履いてるってバレないです。
足袋用ソックスを履く時は、必ず靴下の底に滑り止めが付いているものを履いてください。普通の足袋用ソックスですと雪駄を履いた時に滑ってしまい、足から雪駄がすっぽ抜けてしまいますので注意しましょう。
ポイント4 股引はストレッチ&ゴムズボン
そんな人にはゴムズボンタイプの股引を使うことをおすすめします。
特に動きやすいのが、ストレッチ生地を使用したゴムズボンタイプの股引です。普通のズボンと同様に、スポッと履くだけなので簡単です。
また、普通のズボンと脱ぎ履きは同じですのでトイレも楽です。紐が床に付いてしまうなんてことはありません。
「ゴムズボンだと、あまりにもダサくないですか・・・。」と心配する人も多いとおもいます。でも、安心してください!法被や半纏を着ちゃえば、お尻部分は隠れてしまうのでゴムズボンを履いているとは絶対にバレません!!
ポイント5 鯉口シャツはTシャツ
鯉口シャツなんて、法被着ちゃえば見えないです。だったらシャツは、速乾性Tシャツでいいでしょ!
Tシャツなら、夏の暑いお祭りでも快適です。いっそうのこと、町内でおそろいのTシャツにしちゃうのもアリです!!
楽なお祭り衣装のまとめ
いかがでしたでしょうか?
こんなの祭り衣装じゃねえ\(*`∧´)/
と激怒プンプン丸の人。
ごめんなさい!
世の中には、おしんちゃんのようなズボラな人間もいるんですよぉ。
すべてのテクニックを取り入れると、あまりにダサいかもしれませんが、ココだけは楽にしたいというアイテムだけでも試してみてくれると嬉しいです。この記事を参考にしていただいて、お祭り本番当日が少しでも快適になれば幸いです。
楽なお祭り衣装を購入する方法
店舗で購入
楽を追求したお祭り衣装は祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。着方が分からない人には祭すみたやのスタッフが丁寧に説明させていただきます。試着もできますので、あなたにぴったりのサイズのお祭り衣装を選ぶことができます。ぜひご来店くださいね。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
メール:info@sumitaya.co.jp
※ 遠州鉄道 助信駅から徒歩1分
※ 大駐車場完備
ネット通販で購入
着るのが楽なお祭り衣装は祭すみたやのネットショップでも購入することができます。祭すみたやのお店に行くことができない人でも、自宅やスマホから簡単にお祭り衣装を購入することができます。日本全国だけでなく、世界各国に配送が可能ですのでぜひご利用くださいね。