毎年5月3日~5日に静岡県浜松市で開催される浜松まつりで使用されるのが信号ラッパです。ラッパ隊と言われる人たちが信号ラッパで激練りと呼ばれる曲を演奏しながら、大凧を揚げたり練りをしたりします。信号ラッパは浜松市民からは愛着を込めて凧ラッパと呼ばれたりもします。
信号ラッパは別名、凧ラッパや進軍ラッパ、ビューグル・軍隊ラッパ、号音ラッパと呼ばれ、軍隊でよく使用されるラッパです。構造はとてもシンプルで音階を変える装置等はついておらず、唇の形を変えることで音階を変化させ演奏します。
目次
信号ラッパの種類の違い
この信号ラッパには、3連タイプと2連タイプの2種類があります。
信号ラッパ 3連タイプ
3連タイプの信号ラッパは、丸く巻かれている管の部分が3周巻いてあります。三巻(みつまき)タイプとも呼ばれます。
信号ラッパ 2連タイプ
2連タイプの信号ラッパは、丸く巻かれている管の部分が2周巻いてあります。二巻(ふたつまき)タイプとも呼ばれます。
信号ラッパの音色の違い
3連と2連は管の全体の長さが異なるので、同じように吹いても音のキーの高さが異なります。
3連は管が長いので、2連より低い音がでます。これに対し、2連は管が短いので、甲高い音がでます。吹きやすいのは管が短い2連タイプです。
音色の違いを動画で解説
信号ラッパの音色の違いを動画で解説しておりますのでぜひご覧ください。
浜松まつりで使用する時の注意事項
浜松まつりで信号ラッパを使用する時の大切な注意事項です。
たとえば、町内やグループで3連タイプの信号ラッパで統一している場合、2連タイプの信号ラッパを混ぜてしまうと、2連タイプだけ音が高くなってしまうので、不協和音が生まれてしまいます。聴いていて非常に気持ちの悪い音になってしまいます。
町内やグループでどちからのタイプに統一されている場合は、かならず同じタイプの信号ラッパを使用するようにしてください。
信号ラッパは混ぜるな危険というルールがあるので、ご注意くださいね。
別の記事で、浜松まつりの参加町がどちらのタイプの信号ラッパを使用しているのか解説しています。どちらのタイプを使用していいのか分からない人は、ぜひ関連記事をご覧ください。
信号ラッパの購入方法
店舗で購入
お祭りで使用する信号ラッパは祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。2つ巻きタイプと3つ巻きタイプの両方とも取り揃えております。色は金色と銀色の2色があります。信号ラッパ用のオプション用品も幅広く取り揃えていますので、ぜひご来店くださいね。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
メール:info@sumitaya.co.jp
※ 遠州鉄道 助信駅から徒歩1分
※ 大駐車場完備
ネット通販で購入
お祭りで使用する信号ラッパは祭すみたやのネット通販でも販売しております。ネット通販ならお店に来られない方でも自宅やスマホから簡単に信号ラッパを購入することができます。日本全国に配送可能です。ぜひご利用くださいね。
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