江戸時代の髪型の定番といえばちょんまげです。火事と喧嘩は江戸の花なんて呼ばれるように江戸は喧嘩の多い場所でもありました。いざ喧嘩になると「ちょんまげ」は絶好の狙いどころです!すぐに「ちょんまげ」がつかまれてしまって、不利な状況になってしまいます。
そんな江戸っ子たちが喧嘩する時に「ちょんまげ」を隠すために被っていたのが喧嘩かぶりです。その名の通り、喧嘩をする時の手ぬぐいの被り方になります。現在は「ちょんまげ」をしている人はいませんが、喧嘩かぶりはお祭り定番の手ぬぐいの被り方になっています。
最近はYoutubeやブログでいろいろな人が喧嘩かぶりの解説をしていますが、どれも野暮ったくて、ぜんぜん粋じゃないものが多いです。というわけで、粋なお祭り男の鳥居さんが本格的で粋な喧嘩かぶりの被り方を動画と写真で解説してくれます。本格的なやり方はちょっと難しいですが、この記事を参考にしてマスターしてくださいね。
本格的な喧嘩かぶりの解説動画
本格的で粋な喧嘩かぶりの被り方を粋なお祭り男の鳥居さんが自ら動画で解説してくれています。ぜひご覧ください。
本格的な喧嘩かぶりの被り方
【1】手ぬぐいの中心とおでこの中心を合わせるように手ぬぐいを頭に被ってください。この時にまゆ毛のすぐ上に手ぬぐいがくるようにすると、完成したときに粋です。
【2】手ぬぐいの両端を後ろから前に向かってクルクルねじってください。
【3】きつくて頭がちょっと痛くなるくらい根元までしっかりねじってください。
【4】ねじった両端を後頭部にもっていってください。
【5】両端をクロスさせてください。結んでしまわないように注意してください。クロスさせて引っ掛けるだけです。
【6】端の余った部分をねじってある部分に押し込んで挟んでください。
【7】後頭部の手ぬぐいの下部分をめくりあげて、ねじってある部分を覆い隠してください。
【8】喧嘩かぶりの形を整えて完成です。おでこの中心から耳の上にかけて、手ぬぐいが斜め上に向かっていくようにすると見た目がとってもかっこいいです。
手ぬぐいはプリントで柄が入れてあるものよりも注染などの本染めで柄が入れてあるものをオススメします。
プリントの手ぬぐいは裏面に柄が入っておらず無地になっているので、喧嘩かぶりの後頭部の生地をめくりあげたときに無地の生地が見えてしまいちょっと格好がよくありません。
一方、注染などの本染め手ぬぐいでしたら生地の裏面まで柄が入っています。そのため、喧嘩かぶりの後頭部の生地をめくりあげても無地の部分がないので見た目がとっても格好いいです。手ぬぐいで鉢巻をする時はプリントの手ぬぐいよりも本染めの手ぬぐいをオススメします。
手ぬぐいを購入する方法
店舗で購入
本格的な喧嘩かぶりに最適な手ぬぐいは祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。町内や神輿会などの団体向けにオリジナルの手ぬぐいをオーダーメイドで染めて制作することも可能です。もちろん個人向けにオリジナルの手ぬぐいを染めて制作することもできます。デザインも無料で制作させていただきますので、オリジナルの手ぬぐいのご相談はお気軽に祭すみたやにご連絡ください。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
メール:info@sumitaya.co.jp
※ 遠州鉄道 助信駅から徒歩1分
※ 大駐車場完備
ネット通販で購入
喧嘩かぶりに最適な手ぬぐいは祭すみたやのネット通販で購入することができます。日本全国に手ぬぐいを配送可能です。自宅やスマホからお手軽に注文することができますので、ぜひご利用ください。