東京のお祭りでお神輿を担ぐ人たちの間で流行っている帯が三尺帯 です。三尺帯は「さんじゃくおび」と読みます。三尺帯の結び方はいろいろやり方がありますが、一番粋でかっこいい結び方を解説します。
この記事で解説するのは下の写真のような感じの三尺帯の結び方です。この記事を参考にしていっぱい練習してくださいね。
前から見たところ
後ろから見たところ
三尺帯の結び方を動画で解説
三尺帯の結び方を動画で分かりやすく解説しています。ぜひご覧ください。
三尺帯を結ぶのに必要なもの
三尺帯を結ぶ時に使用するのは反物の手ぬぐいです。
手ぬぐいは普通100cmくらいの長さにカットされて販売されているのですが、カットしてしまう前の反物の状態で販売しているお祭り屋さんや呉服屋さんがあります。
カットしてしまう前の反物の状態の手ぬぐいは1反、2反と数えるのですが、1反あたりだいたい9m～11mくらいの長さがあります。
反物の状態の手ぬぐい
三尺帯にする場合は、この反物の手ぬぐいを3mにカットしてください。ご家庭にあるハサミで普通に切ってもらえば大丈夫です。
三尺帯を結ぶのに最適な反物の手ぬぐいは祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。いろいろな柄の反物手ぬぐいをご用意しています。ネット通販でも購入することができますので、ぜひご利用ください。
ちなみに、祭すみたやでは初めから3mにカットしてある手ぬぐいも販売しています。すぐに三尺帯として利用できるのでおすすめです。
三尺帯の粋な結び方
【1】3mにカットした手ぬぐいの真ん中を両手で握ってください。
【2】 法被の襟（えり）を合わせて、手ぬぐいの中心をおへそのちょっと上あたりに当て、背中側からぐるっと体に巻きつけてください。
【3】手ぬぐいの両端をクロスさせて、下側にきた端を帯の上から下に向けて通し１回結んでください。
この時に手ぬぐいの端までの長さが同じになるように調整するのがポイントです。完成した時に見た目がきれいになります。
【4】左右の端を軽くねじっていって１本に束ねてください。
【5】 束ねた部分を帯の上から差し込んで下に出してください。
【6】 上部に輪っかができるので、その輪っかに束ねた端を通してください。
【7】下に垂れている部分を下にひっぱると、輪っかがきつく締まっていきます。
【8】 形を整えて完成です。
最初は難しいかもしれませんが、慣れると簡単に三尺帯を結ぶことができるようになります。巻き帯や角帯よりも結ぶのが楽だというお祭り参加者の声もよく聞きます。ぜひマスターしてみてくださいね。
普通の帯は腰の下あたりの位置で巻くのですが、三尺帯はおへその少し上あたりの位置で巻くと見た目が粋でかっこよくなります。帯を巻いている位置が下すぎると見た目が野暮ったくなりますので注意してくださいね。
三尺帯を購入する方法
店舗で購入
お祭りで使用する三尺帯は祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。色々な柄の三尺帯を取り揃えていますので、ぜひ実物を目で確認しに来てくださいね。三尺帯の結び方が分からない人には、祭すみたやのスタッフがアドバイスさせていただきます。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話：053-489-3398
メール：info@sumitaya.co.jp
※ 遠州鉄道 助信駅から徒歩1分
※ 大駐車場完備
ネット通販で購入
三尺帯は祭すみたやのネット通販でも購入することができます。お店に行くことができない人は自宅やスマホから簡単に三尺帯を購入することができます。日本全国に三尺帯を配送可能ですので、ぜひご利用くださいね。
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