お祭りに参加する時に法被を着るなら必ず帯を締めましょう。帯をきっちり締めているとお祭り衣装がより一層引き締まります。この記事では男性向けの帯の結び方の種類をご紹介しています。一言で帯の締め方といっても、結び方にはたくさんの種類があります。この記事を参考にしていただいてお気に入りの帯の結び方を見つけてくださいね。
祭り帯には大きく分けて角帯と巻き帯の2種類があります。角帯は「かくおび」と読みます。男性が着物を着る時に使用する固めのしっかり縫ってある帯です。平ぐけ帯や正絹帯、真田帯、博多帯などが角帯と呼ばれる帯です。巻き帯は「まきおび」と読みます。幅が30cmくらい、長さが3mくらいの生地の状態です。三尺帯やちりめん帯、兵児帯が巻き帯と呼ばれる帯です。
女性向けの帯の結び方については別の記事で紹介しています。このページの記事と合わせてぜひご覧ください。
目次
角帯の結び方の種類
貝の口結び
角帯の結び方の超基本的な結び方が貝の口です。お祭りに参加しているほとんどの人がこの貝の口の結び方をしています。まず最初にマスターして欲しい帯の結び方です。貝の口の帯の結び方はこちらの記事で解説しています。
喧嘩結び
粋に角帯を結びたいなら喧嘩結びがおすすめです。結び目が体の前にくる結び方なので、お祭り上級者に見られること間違いなしです。喧嘩結びはその名の通り、江戸時代に喧嘩っ早い江戸っ子たちが好んだ帯の結び方です。帯の先端を引っぱるだけで簡単に帯がほどけます。江戸っ子たちが喧嘩をする時に一瞬で法被を脱ぎ捨てられるように考えた帯の結び方です。喧嘩結びの結び方はこちらの記事で解説しています。
神田結び
粋な角帯の結び方の神田結びです。その名の通り、神田祭りなどでお神輿を担ぐ人たちがやっている帯の代表的な結び方です。結び目が縦方向にバッテンの形になっているのが特徴的です。結び目が体の前にくるようにします。神田結びの結び方はこちらの記事で解説しています。
神田結び(四枚羽)
神田結びの変形バージョンです。神田結び四枚羽と呼ばれる粋な帯の結び方です。結び目が斜めにバッテンの形になっているのが特徴的です。神田結び四枚羽の結び方はこちらの記事で解説しています。
浪人結び
浴衣や着物を着る時にもおすすめの帯の結び方が浪人結びです。結び目が無いので自動車に乗る時や会合などで椅子に座る時におすすめの帯の結び方です。この結び目を覚えておくと、旅館で浴衣を着て寝る時に背中に結び目が食い込まないので快適になりますよ。浪人結びの結び方はこちらの記事で解説しています。
片ばさみ
浪人結びをより簡単にした帯の結び方が片ばさみです。貝の口結びをしていても、さっと結び変えができるので、急遽椅子に座ることになった時などにおすすめの結び方です。片ばさみの結び方はこちらの記事で解説しています。
巻き帯の結び方
基本的な結び方
巻き帯の一番基本的な結び方です。体の前に結び目を作ります。体にぐるぐると帯を巻いて、前で結ぶだけなのでとっても簡単に巻き帯を結ぶことができます。まず最初にマスターして欲しい巻き帯の結び方です。基本的な巻き帯の結び方はこちらの記事で解説しています。
三尺帯の結び方
手ぬぐいの反物生地を使った巻き帯の結び方です。手ぬぐいの反物生地の帯を三尺帯といいます。三社祭などの東京のお祭りで今一番流行っている帯の結び方です。基本的な三尺帯の結び方はこちらの記事で解説しています。
三尺帯の喧嘩結び
三尺帯を使って喧嘩結びをすることもできます。準備に手間がかかったり、結び目を綺麗に作るのが難しかったりするのでお祭り上級者向けの帯の結び方です。この結び方をマスターすれば、お祭りで一目置かれる存在になること間違いなしです。三尺帯を使った喧嘩結びの結び方はこちらの記事で解説しています。
反物手ぬぐい巻き帯
反物の手ぬぐいを使った粋な巻き帯の結び方です。女性の着物の帯のように幅を太めにして巻くのがポイントです。幅の微妙な調節にセンスがいるので、お祭り上級者向けの巻き帯の結び方です。反物手ぬぐいを使った巻き帯の結び方はこちらの記事で解説しています。
祭り帯を購入する方法
店舗で購入
この記事で紹介した結び方に登場する帯は祭り用品専門店の祭すみたやで購入することができます。この記事で紹介した帯以外にもたくさんの種類の帯をご用意しています。帯の結び方が分からない時は、祭すみたやのスタッフが実演して説明させていただきますので安心して祭り帯を購入することができます。ぜひご来店ください。
祭すみたや 助信駅前店
〒430-0911 静岡県浜松市中央区新津町14-1
電話:053-489-3398
メール:info@sumitaya.co.jp
※ 遠州鉄道 助信駅から徒歩1分
※ 大駐車場完備
ネット通販で購入
お祭り用の帯は祭すみたやのネットショップでも購入することができます。祭すみたやのお店に行くことができない人でも、自宅やスマホから簡単に祭り帯を購入することができます。日本全国だけでなく、世界各国に祭り帯の配送が可能ですのでぜひご利用くださいね。